【体験談】小3がオルソケラトロジーを１カ月してみました
『【体験談】小3でオルソケラトロジー始めます』＆『【体験談】小3でオルソケラトロジー始めました』の続きです。
今回はオルソケラトロジーを始めて1カ月間の様子をご紹介します。
オルソケラトロジーでどれくらい視力が変化するのかを知りたい方の参考になれば嬉しいです。
【注意】
オルソケラトロジーは全額自費の自由診療です。
そのため医療機関により金額や検査の手順、治療計画に違いがあるかと思います。
正確な内容は担当の眼科医にご確認くださいますよう、お願いします。
治療の結果は個人差があるため、あくまでも一例として参考にしていただけると幸いです。
1/16〜2/13の診察の流れ
①1/9：初回診察・レンズ注文
②1/15：レンズ受け取り・着脱練習
③1/16：翌日に診察
④1/23：1週間後に診察
⑤1/30：1週間後に診察
⑥2/13：2週間後に診察・オルソケラトロジーを継続か中止を判断
⑦（継続の場合）3カ月後に診察
4回とも診察の流れは同じでした。
①看護師に持参したレンズを渡す
②気球を見る機械
③目の写真撮影
④視力検査
⑤診察
⑥レンズ返却
受付から終了までは15分ほど。
しかも1/16〜1/30は、診察代が0円！
全額自費治療なので、行くたびに支払いを覚悟していたのですが。
どういう仕組みなのかは、不明です…。
※診察代は、医療機関によっては発生する可能性がありますのでご注意ください。
2/13にオルソケラトロジーを継続の返事をしました。
さすがに、2/13は支払いが発生しています。
レンズのケア用品も購入できるとのことだったので、ついでに購入し、その費用も合わせて支払いました。
オルソケラトロジーの残金：80,000円
レンズケア用品：980円
支払い合計：80,980円
視力の変化
長女は治療を始める前は両目とも0.1でした。
オルソケラトロジーをすると、視力がどれくらい変わったのかご紹介します。
1/16 右0.4・左1.0
1/23 右0.5・左1.2
1/30 右1.2・左1.2
2/13 右1.2・左1.2
左は治療を始めた翌日から1.0まで上がりましたが、右はゆるやかな上昇。
視力の左右差がなくなるまでに2週間かかりました。
時間はかかったものの、治療を始めた翌日から長女はメガネなしの生活を送っています。
治療を辞めると、もとの視力0.1に戻ってしまうため、数年は継続します。
今は私がレンズを付け外しをして、ケアもするという状態です。
ただ今後は、修学旅行や校外学習で宿泊を伴う行事が出てきます。
そのころには長女が自分でできるように、担当医と相談しながら練習が必要かもしれません。
長女の感想
日中は裸眼で過ごせるようになった長女に感想を聞いてみました。
メガネない方が楽！
目の前が曇らないのが良い！
ドッジボールで顔面セーフができるのが良い！
顔面セーフ、ご存知でしょうか？
ボールが体に当たるのはアウトでコート外に行かないとダメだけれど、顔に当たった場合はセーフでコート内に残れるというルールです。
長女はドッジボールが好きで、顔にボールが当たってでも陣地に残りたいんです…。
今まで、メガネを何度歪ませたことか。
メガネなしになってから、思う存分ドッジボールを楽しんでいるようです。
オルソケラトロジーを継続すると決めて
全額自費治療で、しかも支払い額が高い。
毎日のレンズケアと定期的な診察が必要です。
デメリットが大きいように感じる人もいるかもしれません。
ただ、私は長女が治療を始めて良かったと思っています。
日中はメガネなしの生活ができるのは、本当にすごい。
もし、オルソケラトロジーに興味がある方は、一度医療機関に相談してみることをオススメします。
「治療」なので、自己判断は禁物です。
不安に思っていることがあれば、しっかり確認してくださいね。
メリットとデメリットを比較したうえで、メリットが大きいと判断できてから、治療を始めたほうが安心感がありますよ。
オルソケラトロジーに対応している医療機関は以下のリンクから閲覧できます。
お子さんの視力に悩む保護者の方の参考になれば、幸いです。