見出し画像

女性を取り巻く環境の変化

久しぶりに朝ドラを見る毎日です。

そして読書の面では高田郁さんの歴史小説「あきない世傳 金と銀」の二巻目を読了し、女性を取り巻く環境はここまで変わったか!と思ったので、少しここに書いてみようと思います。

昔、戦国時代や江戸時代の婚姻というのは、日本以外でも恐らく同様の国もあると思いますが、本人同士の気持ちよりも家同士の結びつきという意味合いがものすごく濃かったのだろうと思っています。
もちろん身分にもよると思いますが、身分が上がる程更にそういう傾向にあったのではないかと。
しかも10代で親に結婚相手を決められるようなパターンが、きっと多かったのではないかと、これまで見たものや読んだものの知識から思います。

もちろん政略結婚という面では男女どちらもですが、特に女性は家庭内で夫側が問題あったとしても泣き寝入りをするか、縁切り寺に駆け込んで尼になるか、何とかして逃げるか、みたいな(あくまでも私のイメージの域を超えませんが)。

男性側からの申請による離婚成立は結構厳しい(つまり女性からの方がかなり成立しやすい)っていう、現代の日本からは本当に考えられない程の女性の立場の低さに、朝ドラを観ていて改めてびっくりします。

まず学びにおいての環境の差がものすごい。
教育って本当に一番の生きてくための武器だと思っているので、それが女性に対して僅かしか開かれていなかった時代について、フィクションとはいえ事実に基づいている部分も結構あるはずなので、特に若い方には少しでも見て知って欲しいなという気持ちです。
あんな風に社会の風潮に抗って、一生懸命にドアをこじ開け続けてきてくれた人達がいるからこその今なんだと知って欲しい。
私もまだまだ知らないことが沢山あるけれど。

現代社会の端々で、まだまだ女性が下に見られたり、女性がやって当然っていうデフォルトになってしまっていることがあると思います。
でも、昔はこんなもんじゃなかったのが、やっと今ここまで来たんだっていうのは覚えていたいなと(忘れちゃうから時々思い出したい)思います。
女性であることを、何かを諦める理由には出来るだけしたくないなと。

だけど女性だけが妊娠・出産可能な体だから、どうしてもそこに紐付くような体調不良とかはある。多分男性にはなかなか分かってもらいにくいしんどさなので、そこがまた難しいところですが。

きっとこれからも女性を取り巻く環境は少しずつ変わっていくのではないかと思っています。
特に、地方の男性優位な感じ!親戚で集まったら夫達はずっと飲んだくれて、妻達は食事を作り続けては並べ、終わったら片付けみたいな。
先日Xで書いたような「長男のお嫁さん」とかいう表現も、徐々に変わっていくといいなと思います。

何だか徒然でまとまりのない文章になってしまいましたが、そんなことを今日思ってました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?