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直より曲げる方が性格に合う

 ぽてちです。

 先日、作ったものを発表する時があって、発表してきたんですけど、めっちゃふざけちゃう。
 その発表、出来上がったものというより、作っている途中のものとかこんなものを作ります!っていうのを言うんだけど、中途半端にできてるものを言ったり、これから作るものを言うとやる気が全て失うっていうデバフがついてるから言うことがない。そんな僕だけど、どうしても面白い発表がしたいというのが、脳裏に過ぎ去っていったのでどうやったら、面白くできるのか。または楽しめるのかを考えた。
 その結果、思いついたのが、自己紹介を一枚のスライドで終わらせずに、スライドを作ろうという考えに落ち着いた。
 さて、作ってみようと思って作るけど、意外と難しい。単語を並べて言いやすく、見やすくて、自分を紹介しないといけない。
 自己紹介って意外と難しいなと思って、「これが僕なんです!」というのを相手に伝えないといけない。これが頭を悩ませて、好きなものをただ言ったって意味がない(好きなものを言うだけなら、名前を言っちゃうだけでいい)。もう少し面白さを持たせた方が自分の紹介としていいものになる!と、いつの間にか本編のことが少し頭の隅に行って、自己紹介について考え始めるようになった。
 僕らしくて、それ自体が紹介であり、その中身も自分の紹介になるには…というのを考えながら、お風呂に入った。お風呂は最高だ。大量に頭の中でアイデアが湧き出てくれる。疲れを掘って、源泉を当てた。その、アイデアはフリップのように一枚一枚作る、めんどくさそうであんまりめんどくさくない方法になった。頭の中で、どうやったら、いいのかのイメージトレーニングをしたあと、お風呂から忘れないようにそっと上がって、PCを再度起ち上げ作り始めた。よくよく考えたら、最初に考えていたのって、こういう一枚で一つ紹介するスタイルで作りたかったんだな〜と、思った。変わりなかったのは、それと文字が多いということだった。発音が上手く繋がり、少し間に喋っても問題ないように作るのは楽しかった。この間に喋ることを考えるのも楽しい。
 完成の出来は、よくもなければ、悪くもない。ただ、楽しいからいいや!って感じの出来だった。接続語を使いすぎたような気がする。まぁ、いい。楽しいから。
 本番やってみると思ってたより、グダグダにはなった。でも、楽しかった。自己紹介をするのに20枚ぐらいスライドのページを使う人は居ない。大ふざけである。作った部分の紹介は、極力見せれる範囲と言える範囲を出して、後は全部隠した。なぜなら、言ったら僕は二度と進捗が出なくなる。多分居ないはず。本編より自己紹介のほうが長い気がするスライド。このスライド自体が僕の作ったものの成果のようになった。
 別に自分の名前を紹介するために20枚も必要だったわけでもないけど、自分が楽しむためにはこれだけ必要だった。
 他の人達は一枚のスライドで、自己紹介を済ませていた。それが羨ましい。僕は、その一枚のスライドですらふざけたくなる。そんな性格。
 一枚のスライドだと、そのスライドを固定したまましばらく喋れるけど、全部別にすると、ポイントで喋れるから意外と便利でもあった。そういう意味では、20枚も要らない。
 次の発表は、もっと上手くふざけたい。ちゃんと伝えるところは伝えた上で。

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