CRAZE バンド
1994年結成とある。
僕は好きだったなー。
このバンドは勿体無いというか、バンドのメンバーが悪かった。
やっぱり、バンドの成功というか、維持継続に関してはバンドメンバーだけじゃ無理がある。
このバンドはメンバーがメンバーの為のバンドだったのかなーっと。
まず、ヴォーカルが入れ替わり立ち変わり。
最初は”藤崎賢一”が決まり、下手ウマ味のあるヴィーカルだった。そして、顔も良くもないけど、悪くもない。見方によるとカッコいい。微妙な表現だけど、そんな感じ。
まー、”藤崎賢一”がずっといたら凄いバンドとして後世に語り継がれたかも。
令和の時代だと信じられないと思うけど、
CRAZEというバンドは、ライブハウス側から
から
NGを喰らったバンドでもある。
彼らのファンというか客が、ライブハウスに集まっては客席を壊したり、暴れたり、激しかった。まー、バンド側が煽ったらそれに呼応する客が集まったということなんだけど。
稀というか、唯一無二のバンドとファンだった。
そこで終止符が藤崎のバンド脱退。
ライブハウス側から、レコード会社からのプレッシャー、マネージメントもバンドと世間との狭間にあってどうしょうもない。
その全ての責任を感じてしまったのが”藤崎賢一”だ。
まー彼はロックボーカルにしては真面目だったのかもしれない。
今にして思えば、続けるのも辞めるのも難しかったバンドはCRAZEだけかもしれない。
調べて貰えばわかるのだけど、藤崎賢一の後もヴォーカルが入れ替わり、CRAZEというバンドは続く。そしてどのヴォーカルも精神的に追い込まれ脱退する。
その繰り返しでバンドは終わる。
音楽を続けながらヤクザにも似た生活、精神道がある。
抜け出す時には自分の精神がおかしくなる。
これは、CRAZEのヴォーカル経験者に聞いて、私が思った感想ではある。
これは、そのヴォーカルから聞いた一部
CRAZEのリハ、レコーディングは夜中から朝方に始まり、朝には解散。
つまり、殆ど行われていない…。
こんな生活をしつつ、レコーディング中には「チンチロリン」という賭け事をしたり、ツアー中のホテル内で焼肉を開催し、注意を受けると「これがボンジョビだったら注意するの?」という脅しというか、恫喝が返ってくる。滅茶苦茶。
現在はデランジェというバンドで活動しているが、
現在のデランジェに興味はない。