第18回ISC参加記 その2

(前回までのあらすじ)
寝不足が祟って(?)1Rの#2を間違ったシナトラは2Rで少し復調。若島さんがみんなの解答を採点中だ。

採点待ちの間に、エンドゲームについて前嶋さんにちょっと教えていただく。チェスプレイヤーにとって当たり前の考え方すら私には分からず、このジャンルは最も苦手である。とはいえ、各ラウンドで1点ずつ取れたので、今後も細かい点くらいは稼げるように頑張りたい。

まだ時間があったので、前の席の中嶋さんに指すほうのチェスを挑む。中嶋さんはOTBプレイヤーなのでお強いのに対して、私は駒の動きが分かるだけの素人。良い場面もあったようだが完敗。特に終盤が難しかった。

ここで採点結果が出て、Category1は青嶋未来さん、Category2は井上徹也さん、Category3は井上聡美さんがそれぞれ優勝。おめでとうございます!青嶋さんはCategory1参加者の中で唯一、2Rの#2を間違ったようで、私はなぜだか親近感が湧いた(笑)。イノテツさんは今度からCategory1で毎年出ましょう!一番驚いたのは井上聡美さん。あの年齢にしてチェスプロブレムという深淵に到達しているところが本当に素晴らしい。これからも続けてくれると嬉しいです。

ちなみに私は18.5点で、14人中の10位だった。今の課題はセルフだなぁと再認識。

表彰も済み、若島さんのレクチャータイムがスタート。まずCategory2のエンドゲームを、みんなでああでもない、こうでもないとやりながら解いた。Category1のセルフメイトでは、若島さんが「この配置からこの手順が出てくるのは必然的なのでこうなります」という感じで解説しているのが面白かった。

レクチャーが終わって、幾つか連絡が。
まず若島さんから、プロパラを101号からpdf版かWebマガジンにするというお話があって、そういうネットの話に強い人は協力してほしいとのことなので、協力できるという方はぜひ若島さんにご連絡を。
続いて、真鍋さんがNCSの理事に就任されたということで、ISCも今後は共催になるらしい。さらなる発展に期待です!


5時まで会場内で談笑。イノテツさんとは実は初対面なのでご挨拶から。とはいえ、Zoomで顔を見たりDiscordで喋ったりしているので初対面という気がしない。太刀岡さんともお久しぶりですと挨拶。そして、若島さんからはUri Avnerの作品集を購入した。セルフやフェアリーに名作が多いとのことで、今の自分にはうってつけである。またnoteに書いてみたいと思うが、あまり新しい本について書くと買う人が減る可能性もあるから良くないかなぁ、なんてことを考えていた。

5時に会場を出て、大人数での食事は出来ないため一旦バラバラに。残ったメンバー(若島さん、敏樹さん、中嶋さん、イノテツさん、馬屋原さん、太刀岡さん、私)で近くにある名物店「樂樂」に向かう。開店までまだ30分あったため隣の公園で時間を潰すことに。子供たちがサッカーをしている横で、大人6人が輪を作って詰将棋トークを開始。自分が子供の立場だったら通報せずにはいられない(笑)。しかしよく見ると、公園の看板には「サッカー禁止」と書いてあった。「オジサンのニッチな雑談禁止」とは書いてないので、悪いのは我々ではなく子供たちのほうだったようだ(ほんまかいな)。

ここでの記憶はほとんど抜け落ちているのだが、敏樹さんから1月号のパラに結果稿が出ている自作のフェアリーを褒められたのだけは覚えている。自分に関することしか覚えていないのがなんとも私らしいところ。

さて、色々と話しているうちに5時半になって店内に乗り込む。

おっと、ここで約1500字になってしまったようだ。続きは次回のお楽しみ。

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