オーブンを使わずに電子レンジで焼く方法

物凄く簡単な事なんだけど、商品開発として実験する企業が少ないんだろうね。

オーブンレンジって、もの凄く高価ですよね。

例えばシャープのヘルシオのように調理したい時に、水で焼くという発想は思いつかない人が多い。

パンなどに焦げ目を作りたいという発想で、電子レンジで使用できるパン用のプレートがあるよね。

このプレートに使用されてるのは、磁鉄鉱(マグネタイト)やソフトフェライト(酸化鉄)の磁石の素材に使われる金属をセラミックスで焼き固めれば簡単に作れる優れもの。

フェライト磁石の素材となる酸化鉄には電磁波を吸収する特性があり、これらをレーダー波吸収素材として、軍用機や戦車などの塗料にも使用している。

この塗料を塗るだけで 70-80%のレーダーの捕捉ができなくなるので、動かない物体であれば、そこに居ることを察知されなくなる。

軍事転用すると、そうした使われ方をする素材を生活に活用するという発想が無いのは、残念だよね。

世の中の98%は阿呆が多いから、こういったモノ作りに関する興味を抱く人が非常に少ない。

電子レンジで製鉄できちゃうという事を知ると、磁鉄鉱を使用して製鉄まで出来ることが理解できる。

動画の内容は、amazon などで販売している高周波加熱誘導機と同じような原理。

若干違うのは、鉄そのものを電磁誘導するので、酸化鉄か磁鉄鉱を素材にする必要性があるということ。

一般的な電子レンジは、金属を入れると電磁波の反射が起きることで、異常を検知して電子レンジが停止する。

家では、やっちゃダメな実験なので、安全を確保して、きちんとセラミックスプレートなどのある場所で実験はしてね。

鉄工所あたりだと問題ないと思うけど。

セラミックス(陶器とうき)の中でも、ファインセラミックスという特殊なセラミックスは、高温になると電磁誘導を始める物が存在する。

京セラなんて包丁とか作らずに、電子レンジの電磁誘導加熱用の商品を作って、2-3分程度の時短調理用の圧力鍋とか焼き物用プレートを作った方が絶対に儲かるのにね。

稲盛和夫さんって、その辺は凄くなかったのかな…

要は、経済界を牽引した人の企業が、これくらいの発想も思いつかない訳でしょう?

セラミックスの包丁を売るのは良いけど、逆に TOTO や INAX などの企業もこれと同じ商品を作れる訳だから、創意工夫をして使用方法を遵守すれば、事故も起きない。

日本人の5-6人に一人がバカだから、事故を起こす奴らが必ず出てくるのは仕方ないけどね。

私は専門家だとか言って、F-16 戦闘機と F-2 戦闘機の見分けも判断できないような新聞記者も居るので、阿呆には売らない方が良いのかもね。

こういったアイデア商品というのは、幾らでも日本で作れるものなので、ソフトフェライトの粉末を粘土で引き延ばして焼き上げ、表面のフェライト部位のみを加熱する事も可能なので、調理用のお皿のような商品でも、特定の部位のみを加熱する素材にすれば、簡単な調理器具を作る事ができる。

企業というのは、商品を作るアイデアがあって初めて成り立つんだよね。

バルミューダが白物家電で後発組の新しい企業なのに、老舗メーカーを凌駕する破竹の勢いで普及したのは、独自の視点で商品開発を行なったからだよね。

僕等が便利になる商品開発を行う事で、特定の壊れる部位のスペアパーツのみをダイソーなどで販売すれば、こういった商品はヒットするんだけど、新商品の開発において、日本がダメになり始めてるのかもね。

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