OYO自転車は、何が素晴らしいのか?

チェーン・レス自転車は幾らでもあるんだけど、自動車と同じようにトルク・コンバーターを使った自転車は、OYOだけになります。

オイル・シールと配管を使うので、個人的には自転車のパイプフレームよりも、バイクのようにアルミ鋼材のチャンネル鋼材を使えば、チャンネル材の裏側にパイプの配管を設置したり、ジョイントもブレーキホースと同じステンレス製のワイヤーメッシュのフレキシブル・ホースを使えるので、見た目もシンプルでカッコウ良いと思う。

システムとしては、過流タービンを使ったトルク・コンバーターであり、チェーン・レスなので、チェーンが外れる心配がないのと直接荷重の負荷が脚に掛かりません。

電動モーターを組み合わせることで、発進時のトルク・コンバーターの滑りを感知し、ペダルの漕ぎだし量の速度を補助する、電動アシストが機能する仕掛けになっている。

ブランド名だけのフェラーリやポルシェのブランド自転車がありますが、こうした画期的な機械システムを流用した自転車を作ってる自動車メーカーのブランドは殆んどない。

日本もホンダやトヨタ(ヤマハ発動機)など、この手の自転車市場に高級バイクの分野で市場参入すると、40万~60万円以上の価格帯の自転車をブランド販売する事が可能になる。

販売価格の設定を60万円と仮定して、5年で60ヵ月の償却期間を設ければ、月額10,000円でリースまたはレンタルできるサービスを行なえる。

富裕層向けの自転車販売であれば、タイムズ24などのような駐車場サービスでのシェアリングサービスにすれば、月額5,000円程度の料金でも利用者は利用すると思う。

例えば、バッテリー部分にバッテリーではなくキャパシタを使う事で、充放電を繰り返す仕組みにするなど、バッテリー充電と発火のリスクや充電作業の手間が省ける。

ハイブリッド・キャパシタのように、蓄電能力を持った素材を使う事で、電力量を一定の蓄電量を確保する機能をキャパシタに持たせれば良い。

OYO Bike には発電機能が無いので、オイル・クーラーを取り付けて熱交換システムを活用した発電装置の開発なども可能になる。

パナソニック製の熱発電チューブなどをオイル・クーラーとして使用し、ペルチェ素子を使った熱変換による発電技術を活用することで、自転車のオイルを冷やす際の熱を活用するアイデアなどを取り入れると、自動車メーカーが製造した自転車って感じになるよね。

オイルの攪拌熱を利用する事で、オイルを冷やして粘性を維持しつつ、キャパシタに電力を溜める事が可能になる。

僕は、トランスミッションもママチャリのプラネタリー・ギアではなく、本格的なプリウスのような仕組みを取り入れると良いと思っている。

クラッチを設けて、モーター駆動と油圧のトルク・コンバーター駆動、同時に稼働するハイブリッド駆動の三つの機能を持たせ、充放電を繰り返す仕組みを設けるだけで、メカニカルなシステムも併せ持つ本格的なメカ仕様の自転車になると考えてる。

トヨタやダイハツ、ヤマハのバイクを販売する販売店などがメンテナスを請け負い、月額 5,000~6,000円で駐輪場まで利用できるサービス。

自転車の移動スタッフなど、ウーバーイーツなどの宅配業者のスタッフ・サービスのような形で、固定でストック(駐輪スペース)以上の自転車を移動するスタッフも雇用するサービスが生まれる。

出前や宅配のついでに、自転車を移動する作業スタッフを兼ねたバイトも増えるので、自転車宅配にとってもビジネスの幅が広がる。

現在、使用されているポンプ・システムは、過流タービン方式になっているけど、本格的なピストン・ポンプを用いたトラクター型の動力システムにして良いと思っている。

脚漕ぎの入力側とタイヤを回転させる出力側の双方に、Z軸のクランクを中心に設けてホイール・スポークの長さを短くして、3点~5点支持のホイールにし、モーター + Z軸クランクの部位と遊星ギアのトランスミッション機能をモーターと合わせて機能するようにすると面白いかも。

Z軸クランクのパッケージのイメージは、上の動画のような感じです。

動画は内燃機関ですが、仕組みとしてはピストンポンプもほぼ同じ仕組みでです。

小型化の課題や縦方向に立てるなりホイール内に収まる設計にする必要がある。

ホイールの概念を捨てて、スポークレスにすることで、ホイールのリムだけで回転する装置を作る事ができる。

バッテリーで動く自転車では、既にスポーク・レス・ホイールは存在する。

こうした自転車から動力部位を設けて、原動機付き自転車に発展させられるので、今後、こうした自転車業界の新しい市場を作って行くのはアリだと思います。

上の動画のように、過流ポンプもピストン・ポンプもオイルの攪拌熱というものが発生するので、その熱を逆利用するのが、冷却システムを使った熱発電チューブへの活用です。

捨てるエネルギーを電力に変えて蓄電し、バッテリーのように発火リスクも少なく、充電も不要で蓄電の寿命も最長で15年も利用できるキャパシタを活用する自転車を作れたら、富裕層の人達の注目度は高いでしょうね。

自転車のトルコン化は、今後の自転車産業界を変える可能性を持っているという事です。


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