Shotcut & EffeKseer による動画とエフェクト作成。

殆んどの動画編集エディターの推奨スペックは、インテル® core™ i3 以上のスペックで、最低でも 8GB以上のメモリを要求します。

AMD A8 APU 、GPU に Radeon7 以上のグラボであれば、メモリ容量は 8GB以上あるので、インテル® core™ i3 とほぼ同じか、それ以上に扱いやすくなる。

動画編集エディターとして使う場合には、AMD A8 の方が扱いやすいという事です。

これよりも下のモデルでいうと、AMD A6 がある訳ですが、インテル® core™ Quad Q6700 と Celeron Dual-Core G3930が、AMD A6 のライバルだろうか…

いわゆるロークラス CPU または APU と呼ばれる演算処理を行うチップです。

この下に、さらにローエンドモデルがあるので、最低でも動画編集には、ロークラスのスペックが必要になる。

古い AMD A6 の GPU は Radeon 4 を使用しているので、動画編集を行うとフリーズします。

AMD A6 を搭載したロークラスのモデルを購入する場合は、GPU Radeon 5 以上であることを確認して購入して下さい。

以上のことを踏まえて、ロークラスの PC でも動く動画編集エディターを選ぶと、Shotcut と Movie Maker 4β くらいしか選択肢がない。

上の PC が動画編集用の PC としては、最も性能の低いロークラスモデルの中でも GPU が対応してるモデルだと言えます。

Filmora X も稼働できるので、最低でも AMD A8 モデルで、RAM 8GB メインメモリ 256GB 以上のモデルを選びましょう。

一応、外付けの SD や SSD とか HDD を取り付けて外付けメモリを増設する場合でも、本体に 256GBくらいのメモリがある方が無難だと思う。

Shotcut は、Windows ストアのものを選ぶと、自動でインストールしてくれます。

一応、オープンソースだけど、920 ~ 1,150円で売られている。

100%の性能を利用したいのであれば、95%は、無料でも使えるので問題ないけど、お金を払っておくと便利だと思う。

Effekseer は、動かない事もあるので、その場合は Direct X を導入して下さい。

Shotcut 入門動画です。

1~44回まで、編集手順が載ってます。

Effekseer の使い方などもあるので合わせてみると便利です。

Effekseer の公式 YouTube チャンネルです。

Shotcut には、効果音や BGM ファイルがないので、著作権フリーのサイトを紹介します。

amazon ギフト券 3,000円分ほどで、200曲分を利用できます。 (1曲 15円)

YouTube で、サンプルも聴けます。

雪と子供 は、丸の内OLレイナさんが使ってる BGM ですね。

大体の編集は、これくらいあれば、通常の動画であれば作れると思います。

その他に、絵を描く人には、CLIP STUDIO PAINT をお勧めします。

クリスタは、1ヵ月無料の後で、5,000円で購入可能。
3ヵ月後から、サブスクでも良いし、プランは、自由に選んでみて下さい。

一応、一番人気のペンタブを貼っておきます。

Chromebook 対応で、色々使えるみたいなので、Windows にも使えるワコム製が一番売れてますね。

5600人中の 57%が、★ 5つの評価を与えています。

ペンタブ用のペンの替え芯、意外と高いです。 (一本 100円 × 5)

イラスト漫画系の YouTuber も増えてるので、簡単な挿絵程度のレベルで良ければ、高性能な編集集ソフトなしでも動画を作れます。

Shotcut であれば、簡単なトランジション効果も使えるし、動画本体だけではなく、文字にトランジション効果を付けて、動きのある動的テロップも手間だけど作れる。

一度作ったトランジション効果の使い回しを行う場合は、名前を付けて保存すると使い回しできる。

音声を全テロップで挿入する場合は、Vrew を使うと便利です。

50%程度の文字の書き出しをしてくれる。

それよりもリッピングと呼ばれる唇の動きに合わせて、動画のテロップと口の動きを合わせる作業が簡単に出来るので、動画を切ったり繋いだりする場合に、本人の喋りに合わせて文字を表示させる編集ができる。

このリッピングの作業って、意外と難しくて、通常は、自分で全て動画を動かして声を聴きながら確認を行うのですが、Vrew は、テロップ文字が長文になっても読めるように、小さめのテロップで、デフォルトは生成される。
※(文字は編集可能)

用途に応じて、使う事をお勧めします。

一応ね、無料で利用できる動画編集エディターは沢山あるんだけど、基本的な操作方法や編集方法が高機能エディターにも見劣りせずに、多くの人が、チュートリアル動画を作ってるのが、Shotcut になります。

基本的な部分だけ抑えれば、編集自体は、よりレベルの高い有料の高機能エディターなどに移行する際にも考え方は役立つので、ここで編集機能の使い方を覚えると、Filmora X や Power Director® に移行する際も、楽に扱えるようになると思います。

むしろ、基本の動きしかないので、こちらの方が難しいし、基本に応用を重ねた動きを一つのトランジションやエフェクトとして活用してるのが、有料版の動画編集ソフトになる。

ワイプなども表示できるし、3分割画面など、複数の動画を同じ画面で同時に表示する機能も備わっているので、基本的な編集は、Shotcut で、低スペック PC でも編集できるので、チャレンジしてみてね。

ちなみに、クロマキー画面の編集も行えます。

高機能エディターのように、簡単な切り抜き機能や著作権フリーの音楽素材とか効果音もないけど、YouTube 動画用の BGM や効果音は、ダウンロードフリーのサイトで拾えるので、色々と試してみてね。

むしろ高機能エディターに頼らない方が、基本的な動画編集テクニックを学べるので、画面遷移の際のトランジションの基本的な使い方だけをマスターすれば、派手なトランジションも不要になってくる。

元々、カットを繋ぐ技術がトランジションになるので、大袈裟なアニメーション効果とかよりも、自然に壁などを使った場面の移り変わりとか、掌を使ってカメラのレンズを隠して手を離すと、場面が変わる的な TikTok の CM でも使われていたテクニックが、トランジションの基本的な使い方になる。

この人のチャンネルって、余り見られてないんだけど、クリエーターを始めるのであれば、カメラの撮影方法から、トランジションの基本的な使い方まで色々と学べるので、お気に入りに登録する事をお勧めします。

むしろ ショートムービーなど、短編映画を作るのであれば、石田さんのチャンネルを見るべきだと思う。

ここまでに上げた内容を駆使して、テスト動画や編集を練習するだけで、約1ヵ月から2ヵ月もあれば、大まかな編集ができるようになる。

毎日練習することが大事なので、モーショントラッキングの使い方なども合わせて覚えると、動きのあるアニメーション効果やモザイク処理やボカシ処理が必要な場面でも使えるので、無料のソフトで、ここまでやれるんだって理解できるようになる。

他の低スペック PC で利用できる動画編集ソフトでは、ここまでの処理はできません。

有料版を無料で試せる Filmora X や Power Director® では、PC の性能もそれなりのスペックを要求されるけど、Shotcut では、RAM 4GB メモリ容量で、処理も AMD A6 や 通常の Seleron の デュアルコアでも処理ができる。

ドン・キホーテの MUGA ストイック PC 4 でも編集が可能だという事です。

お金が無くて、ドンキ PC を買ったけど、動画編集には使えなかったという人にも使えるのが、Shotcut という事です。

2年くらいで PC が使えなくなるけど、3万円の商品なので電力の供給量を変えれば、それなりに使えるようになります。

AMD A6 を使う場合は、設定からシステムを選び、電源とスリープを選択して、電源の追加設定でカスタムを選択し、ハイパフォーマンスにすれば、APU の性能がフルに引き出されるので、アプリの処理に掛かる時間が短縮される。

それなりに熱を持つので、夏場はエアコン全開か編集を行う時だけの設定すると良いと思います。

お金のない学生でも、格安の低スペック PC を使って動画を編集するのであれば、Shotcut から入る事をお勧めします。


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