シナリオベース、生き人形…

怪談師として、老後は芸能界から去って、語り部かたりべ的な仕事をやるようになった稲川淳二さんが、実際に体験して多くの関わった人達が死亡した事例。

この話は、稲川淳二さんの怪談でも良く語られる話で、人形を制作した人が突然、失踪したり、人形使いの方が精神に異常をきたしたり…

色々な偶然の出来事を、全て人形のせいにしてるように感じるんだけど、実際には、全く関係ない事まで因果関係があるように結び付けるのが、こうした心霊現象などを扱った怪談の特徴だったりするよね。

話の筋を一から読み直して検証してみよう。



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