実は藻類から、石油は生まれる?

現在、タイで養殖?藻類を生産(培養)して石油代替の燃料を作る計画が着々と進んでいる。

元々、日本でも秋田県や新潟県に青森県など、日本の国内でも5%弱の石油が生産されている。

今後、ボツリオコッカス・ブラウニーなどの藻類を使ったバイオ燃料が、航空産業で使用される見込み。

ボツリオコッカスは、タール分の少ない C重油からガソリンまでを精製できてしまう優れもので、プラスチック原料となる粘性の高いナフサも取れる。

この藻類の発見から、石油は微生物によって作られるという仮説まで出ている。

つまり化石燃料などではなく、地中深くに生息する微生物が、地球の内部を流れる水脈に生息する微生物により、二酸化炭素を栄養分として育ち朽ちた死骸の溜まり場が石油という事だと思われる。

実際に、現在、日本の昭和シェルや IHI と NEDO により、鹿児島県とタイの二カ所で培養プラントを作り、燃料開発に成功している。

この研究が始まった当初から、広くブログに書き止めていたけど、ようやく実用化の目途が立ち始めている。

ここで一番の天敵が、二酸化炭素の排出量を制限しようとする動き。

実際には、二酸化炭素を吸収して育つボツリオコッカスが繁殖すれば、必然的に二酸化炭素の量は削減される。

地球の温暖化には、フルオロカーボンの方が悪影響を及ぼしている。

CO² 換算に直せば、1ℓ あたりのフルオロカーボンで、約1ton の CO² 排出量に匹敵する膨張率を持っており、CO² のように地中に潜らずに、大気圏にあるオゾン層を破壊するのが、このフルオロカーボンということ。

中国でフッ化水素を製造するという事は、蛍石を硫酸で溶かした際に出て来る気化ガスのフロンガス(フルオロカーボン)を漏らさず回収し、四フッ化エチレンとして工業用のプラスチック(テフロンの素材)に加工する必要がある。

この際、フロンは複数の種類のフロンに分けられ、以前は特定のフロンは燃やすことで CO²として排出していた。

現在は、この燃やした CO² の排ガスを地中深くの水素細菌に吸収させたり、ユーグレナなどのミドリムシと呼ばれる藻類に吸収させる事で、バイオ燃料として活用する事が始まっている。

ミドリムシのバイオ燃料は、アルコール(メタノール)由来になるので、オイルと混ぜて使う事が前提になる。

水素細菌の方は、双日が既に食料品やプラスチック代替原料として投資を始めている。

ボツリオコッカスのプラント事業に双日は関わっており、今後、この分野が見直されると予測している。

世界中でアフリカの砂漠地帯のような場所でも、藻類の製造ができるようになれば、今後、高分子ポリマー樹脂を使った砂漠の緑化も進むことで、新たな代替燃料生産の拠点が、アフリカや砂漠地帯が広がる地域で復興すると思われる。

水素細菌とその他の微生物による CO² を吸収して育つエネルギー生産産業が増えれば、今後、不足する樹木の植林を増やすことで、CO²を吸収する基盤が作られる。

また、排出される CO² そのものがエネルギーとして再利用される大気物質から循環して作られる事で、CO² の排出量自体が問題にならなくなるだろう。

こうした新しい産業の流れを阻害し、産業の発展を妨害する国連の諮問機関の多くが、実は本当の害悪だったりする。

人間は、常に課せられた課題を克服して前に進もうとする。

それを邪魔するのが、環境問題や人権問題などのソーシャルソサエティといった社会の連帯責任を煽る社会のゴミみたいな連中だったりする。

出しゃばる割に、頭もスカスカもスポンジのような輩ばかりで、解決策を考えようとせず、反対と中断のみを呼びかけ、生産性の欠片もないアホの集まり。

こういう連中は、全員死刑にしても良いと思うんだよね。

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