動画アクションと TrueView の違いって…

YouTube 動画の開始前に15秒間くらい流れるスキップできる動画とスキップできない動画があるんだけど…

一応、動画の内容としては、こんな感じで作られてる動画とか、お店独自の動画を制作して、人気 YouTube チャンネルの冒頭で流れる動画があるよね。

動画アクションというのは、文字広告とクリエイティブ・オプションと言われるスキップできる動画のこと…

実は、2013年くらいから TrueView サービスは始まっていて、当時の YouTube 動画だと、まだヒカキンとかも駆け出しの頃です。

その頃って、色んな人達が勝手に心霊スポットやセルビデオの動画をアップロードしまくって、稲川淳二の動画とかがあちこちで貼られてたり、「ほんとうにあった!呪いのビデオ」シリーズなどが、勝手に拡散されてたよね。

ヒカキンが1億を超えた年収になったと言われる 2014年あたりから本格的に YouTuber と言われる人達が増え始めた頃、これまで動画制作で参入してた人達の多くが、企業向けの True View 広告制作に移ってる。

当時の記憶なのでかなり曖昧なんだけど、DigiInfo TV という渋谷にあった会社で、デジタイズド・インフォメーションという翻訳事業をしてた中小企業が、コンサルタントとしてかなり稼いでいた。

YouTube の事業参入で海外向けに動画を翻訳するだけで、年間1億8千万円ほどの利益があったらしい。

主に、日刊工業新聞の記事を引用して、海外向けに技術翻訳した動画を発信して収益化してたみたいだけど…

その頃から True View 動画へと参入する事業者が増えて、小さな動画制作会社の多くが YouTube 広告事業へ参入してる。

上の動画を観ても分かるように、何回観ても違和感を感じない感じの動画を作る手法ってあるんだよね。

むしろ、さらって感じで流れるので、あまり気にならない。

これが、動画戦略の洗脳で一番怖い動画だったりする。

違和感を感じない = 何度も観てしまう。

しかも、サブリミナル的に動画と画像を交互に拍子の度に入れ替え、文字を見せて印象づける。

こういった手法の動画は、広告効果を促す手段として、もの凄く効果的な一面があり、その次の文字広告などに同じものがあれば、詳細を見たくなる。

こういった手法の広告戦術が、YouTube 動画による自身が動画を投稿するよりも他人の動画に便乗して、多くの人に見て貰うキッカケになるので、効果的な広告戦略になる。

ノックスインフルエンサーを使うと、有料になったけど、自身が広告を宣伝したい地域やユーザー層(年齢と性別)の観てる YouTuber まで選べる。

YouTuber 側も収入が欲しいので、自ら広告を選んで貼る傾向がある。

短いけど、フリッカー文字やフラッシュ的な作用で、画面が1~1.5秒程度で何度も入れ替わる動画というのは、15秒の枠内で見飽きないので最後まで見てしまう傾向にある。

瞬間的に終わるので、スキップしようと思わない。

そこにフリッカーやフラッシュ効果を用いた動画を用いることは、動画の見せ方として有用的な効果を生む。

要は、お店の名前だけ知って貰うという戦術や動画自体にリンクが付いており、別の動画を観てしまうという流れが起きる。

参政党やオリーブの樹などが、過去に行っていた政党を広める広告戦術にも使われてる。

YouTube 動画って、もの凄く奥が深いんだけど、古い世代の政治家は大金を使って票を集めてるけど、NHK党やれいわ新選組など、YouTube の戦術が上手な政党も居て、僅か数百万円の広告効果で、6年間で6億円以上の政党助成金を手にしてる。

こうした広告戦術がある事を政治家やお店の人達は、もっと活用することで得られるものがあるのを知って欲しい。

特に、NHK党の立花党首が最初にやっていたマツコ・デラックス叩きは、こうした視聴者を得る為のアナリティクスの反応を見てやっていた。

アンチを作ってアンチを取り込むという、ミイラ取りをミイラに変える戦術だったのだけど、取り込まれたアンチは気付かないという…

試しに 5回ほど上の動画を観ると分かるけど、全く違和感を感じないだけではなく、何故か動画の細部まで見ようと回を重ねるごとに惹き付けられる。

これが、広告戦術の要なんでしょうね。

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