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最高で幸せな日

今日一年半ぶりに実家へ行った。
職場からはすぐの距離であるがこのご時世なもので
なかなかいけずにいた。

流石に顔出さないのが長すぎてちょっとばかし
言われてしまったのがきっかけであるが妹に協力してもらい
妹だけが行く予定なのをドッキリで突然現れてみた。

いざ実家までの道を歩いているといろいろ思い出した。
いつのまにか無くなっていたお店や新しくなったマンションとかもう時間が流れているんだと実感した。

親と喧嘩しながら帰った時や兄弟揃ってたわいのない話しながら歩いたり昔の相手と歩いた道や、夫と結婚する前は2人並んで実家に向かったり…いろいろ思い出してしまった。

そして実家の玄関まできた。インターホン鳴らした妹が
ニヤニヤしながら「ただいまー!」と大声で言う。
「はーい!おかえ…り…ええ…なんで…」
「…泣くなって!!帰ってきたよ!ただいま!!」
久しぶりの娘に会えたのが嬉しくて号泣していた。

危うく泣きそうになってしまったのだが我慢した。
ここで泣いて仕舞えば収集つかないと。
私も嬉しかった。母の身体のこと、病気のこと聞いていたから元気そうな姿見れて嬉しかった。

お昼はやはり【母の味】であった。
美味しすぎた…。いつも作る側だからなのか
幸せ〜♡っと美味しい〜♡しかいえなかった。
今まで溜まっていた話をしたり聞いたり
仕事の事、家族のこと、友人関係いろいろ話した。

母は良き理解者であり、良き関係である。

笑いが止まらない時間がすぎそろそろ帰る時間になり
「そろそろ帰るね!また来るよ!」

「元気に過ごして次くる時は夫くんと犬達連れてきてね!」

そう言われた。夫に会いたい母であるのでちゃんと
連れて行こう。

このご時世で近い距離なのに会えなくて寂しい思いしてる人なんて沢山いる。だから会えた時には笑顔で元気を与えたい。家族なら尚更だった。
母の味を食べている時は胸が熱くなった。実家にいる時に感じなかった気持ちがぎゅっとしたのだ。
こんなに切ない世界になったのかと…。

今度は夫と実家に行くからその時はさらに母の味を感じさせてください。

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