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軽井沢ワタベウェディング跡地ホテル計画について

こんばんは あおばさくらこです

今回は軽井沢のワタベウェディング跡地に大型ホテル建設計画がある問題について書きたいと思います。
現地取材をしてきました。

そもそも軽井沢には暗黙の軽井沢ルールというものが存在し、別荘を建てる際には基本的に軽井沢ルールを守るようになっています。
なお強制力はないので、違反しても刑事罰に問われる物ではありません。
しかし軽井沢の自然を愛する別荘民は、基本的に遵守していると思います。

知っておきたい軽井沢ルール


ここには書かれていませんが、
『元々軽井沢に生えていない植物を植えない』という事も別荘を建てる際に聞きました。
生態系が壊れるためでしょう。
その他に自然を守るための条例も定められていますが、こちらも強制力はありません。
このように軽井沢ので景観を守るために、
軽井沢ルールを守るのが常識なのです。
それなのに、景観無視のホテルが軽井沢に建設予定‼️

なぜこのワタベウェディング跡地のホテル建設が今問題になっているのか

①元々、この土地は近藤友右衛門さんの日本庭園があった場所で、
2005年に『良好な景観を保全する土地』として県から表彰されている場所

そこの庭園を潰し、木々を切り、敷地面積ほぼ容量いっぱいに三階建ホテルを建設するそうです‼️
ワタベウェディングは、ここをクリークガーデンとして保存していました。
それなのに、カトープレジャーグループさんは、そのクリークガーデンの木々を伐採し、大型ホテル建設を計画。
客室を1つでも多く作りたいんでしょうね。

問題の場所



②ここは旧軽井沢銀座通りにあり、歩行者天国ではないものの、道に広がって多くの人が買い物を楽しむ通りです。
軽井沢はわんちゃん連れが多いのも特徴です。
車といえば、宅配便、店に品を下ろす業者、灯油販売など、商店街の方達の生活に必要な車がたまに通ります。
近隣住民が生活する上で、通行する程度なら構わないのですが、大型ホテルが建つとなると、観光バス、車が増える事は間違いないですね。
交通量が極端に増えると、今のように観光客が気軽に旧軽井沢銀座通りを、ぶらぶら食べ歩きをしたり、のんびり買い物ができなくなります。
又、交通量の増加によって、重大な事故が発生する可能性があります。
よりによって、多くの観光客が買い物を楽しむ旧軽井沢銀座通りの突き当たりに、大型ホテル建設の計画があるのです。
場所が最悪です。
インバウンドを見越したホテルでしょうか?
このホテルを建設するのはカトープレジャーグループだそうです。
各地にホテル建設を進めており、うどん屋のつるとんたんを展開しているのもカトープレジャーさんです。
ホテルを建設するなとは言いませんけど、
軽井沢は特別な場所である事を全く理解していないですね
まさに儲け第一主義のホテル建設計画です。
だから地元民の反感を買うのです。
説明会が三回行われたそうですが、紛糾状態だったそうです。

この件を軽井沢町役所に電話で尋ねたところ、「あの土地を誰が買ったかは個人情報なので教えられない。説明会の日程は、個人でその業者に問い合わせて聞いてください。
業者には住民と話し合って下さい、と言ってある」と、完全に他人事のようでした。
つまり、介入しない、というスタンス。

ここは景観住民協定のエリアになったので、業者がそれを理解してくれるのかどうか。

来年1月には軽井沢町長選挙が行われます。
うちは軽井沢町に別荘があるので、固定資産税は払っていますが、選挙権はありません。
軽井沢の自然保護をきちんとやってくれる方が町長になってほしいです。

引き続きこの問題には注視していきたいと思います。


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