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どちらかを選ぶということはくるしい(3/16)

タイトルの通り。

どちらも自分にとって捨てがたいものであるとき、選択はすごく難しい。どっちもとる、という選択をダメだ、と言われたとき、自分はどうするべきなのか。

せっかく繋がれた関係を切りたくない、という気持ち。それは今回の風土にもなかむらにも、普段の日本舞踊も高校の数少ない友達もそうで。

浅井さんが、私以上に私の可能性を信じてくださっていることがひしひし伝わるから、ここまで苦しいのだと思う。同じ「さくらこのしたいことをすればいい」という言葉でもそこに込められた気持ちによって、全く意味が変わってくる。

私はしたいことがない、と思っているのに、浅井さんは、感じたことがいろいろあるのに、そこから出てくるやりたい、の芽をつぶさないでほしい、と言う。正直、やりたいことなんてないんだよ!!となげやりになってしまう自分もいて、でもやりたいこと見つけたいし、楽しく過ごしたいな、と思う自分もいる。

今日は、リクルートキャリアの初代社長という水谷さんから少しお話を伺った。

やりたいことなんてなくていい、ただ、「!」「?」「怒り」「happy」「楽しい」を沢山得られる場所に自分をおいて、アンテナを張っておくこと、その感度を高めておくこと

びっくりすることに、熱い男とほぼ同じことを言っている。そして、私はここはできている、と思っていて。

ここからどうする??、って話。

浅井さんにさっきの水谷さんの話どうでした?って聞いたら、「わしは、水谷さんよりもさくらこに期待してる」と。そうなんだよな、期待されているから応えたい、みたいな思いが強いのだと思う。

そして夜、なかむらのお客さんと一緒にご飯を食べていて(私はまかない)、「さくらこちゃんの雑談力はすごいよ」と言っていただいた。いかめしの話したら、「それは親に話すべき、親はそういうことがうれしいんだ」と。「俺が今大学生だったら、海外で気球飛ばしたいし、もっと恋愛したい。」「はやいに越したことない。」「海士での経験は絶対自分の糧になる。」

朝には、かなこちゃん(かなこちゃん、とか本人には呼んでないけど)に今の現状を話して、かなこちゃんも自分のやりたいことに板挟みになったことがあること、自分に、「本当にしたいことはなんなのか」問うて、就職先を決めたことを聞いた。

夕方には、おかゆさんに「今さくらこに求められているのは決めること(決定すること)だと思う」と言っていただいた。

カントクには、「さくらこちゃんは、「顔の見える目の前の人に喜んでもらいたい=目の前の人に悲しんでもらいたくない」というニュアンスを感じる」と。

たまたまなかむらのバイトで一緒になったふうのすけくん(名前かっこよすぎやろ)は、「俺はやりたいことがなかったから、やりたいことじゃなくて、やりたい人を考えて起業した」と。いかめしをまるどで売ったことを話したら商品化してみたらいいじゃん!!と。

いかめしを商品化したい、というのはないのだけど、そういう目の前のことでいいんだな、と思った。なんかしたいことないの?みたいになって、いや、なんにもないんです、って。なんて薄っぺらい人間なんだろう、って思う。悔しい。

てつさんは「考えすぎ、楽しいことやればいいじゃん」て。明日私がどうふるまうべきか考えてくれた。(眼鏡のレンズを外したことを嬉しそうにみかさんに話していたのが、かわいかった。笑)

みかさんも。

考えすぎか、そうなんだろうな、と思った。別に19歳のいまなんて、遊びたいことを遊びたいように遊べばいいんだ、と思っている自分もいる。

こうやって書くと(時系列大変なことになってるけど)、1日で本当にいろんな方の話を聞かせてもらっているな、と思う。恵まれすぎだ、ほんとう。

最後は自分で決めるしかないのだけど、今日の1日で、やっぱりなかむらにいたいな、という気持ちが強くなった。10月にやりたいこと、学びたいことをもって海士に帰ってくる、ということを目標にしたときに、今欲しいのは、いろんな人と話すことな気がする。わかんないけど、自分で、自分の選択を正当化するしかなくて。すごく嫌だ。本当は風土でプロジェクトを進めたいのもあるけど、浅井さんにまたなんか言われる。

ここまで浅井さんの言うことに振り回されることもないんじゃないか、と言う自分もいるし、でも、こんなに自分の可能性を信じてくれるからこそこうやって振り回されてしまうのだろうな、と。

すごくつらつら書いてる。とりとめもない文章。

カントクが、「裸の言葉を言っていれば海士町はみんな関係が切れることはんない」と言ってくださった。

それを信じて、今楽しい、と思うことはなかむらにいることです、としっかり言えたらいいな、と思う。午後の時間どうしよう問題があるけど。

なにしたらいいんだろう、小さなやりたい、の中では、進化思考をじっくり読み込んでなんとなくぺら1枚にしたい、っていうのがある。

でも、これって太刀川さんに失礼なのかな、とか思ったりして言い出せないのだけども。なにも考えずに自分のやりたいに忠実になることがここまで苦しいことだとは思わなかった。

苦しいなら、やりたいことなんて探さなければいいじゃん、っていう私もいる。

やりたいことの定義が少し緩んで、ハードルが少し下がればいいな。

浅井さんは、感じたことが、なにかをしたい、のタネになる、と。さくらこは感じていることはたくさんあるのに、そこから、やりたい、に行く間に大きな溝があって、ブレーキがかかってる状態だ、と言ってくれた。もしそうであるならブレーキゆるめたい。

ここまで、大事になると思ってなかった。

私に足りないのは、ほんの少しの決断力と、感じたことからやりたいをみつける力、かな。どうしたらいいんだろうか。わかんない。

わかんない、そういうのは簡単だけど、それで逃げたくない。

3週間、どうするよ、私。なにしたいのさ。しっかりしなきゃ。うわぁぁぁぁぁぁぁ。

家問題から、こうなるなんて誰も予想できなかった。全部自分の成長だ。自分のやりたいこと、に対してここまでいろいろ考えることがもう当分ない気がする、というくらいいろんな人から話聞いてるし、考えてる。

がんばれがんばれ。

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