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【真珠買取】真珠の種類や査定ポイント、高価買取のポイントを徹底解説

使っていない真珠を高く買取できないだろうか、と思ったことはありませんか?大切な真珠だからこそ、高いほど嬉しいですよね。

実は、いくつかのポイントを押さえれば高く売ることができます。今回は、真珠買取業者に持っていく際に必要な情報や高く買取をしてもらうためのポイントをご紹介します!

高く買取される真珠の種類

真珠にはどのような種類があるのでしょうか?お手持ちの真珠の種類がすぐにわからない方も、これからご紹介する特徴からぜひ確認してみてください。

1. 淡水真珠

「淡水パール」とも呼ばれ、主にイケチョウ貝から採れます。お手頃価格で手に入る、日常使いでも活躍する真珠です。粒は小さめで楕円形が多いですがライス型など形状は様々、色もピンク、オレンジなど多彩です。

基本的に他の真珠は1つの貝から1個しか真珠が採れませんが、淡水真珠の場合は1つの貝から30~50個程度採ることができます(真珠の大きさにもよる)。日本の滋賀県琵琶湖で養殖されていますが、多くは中国からの輸入です。なかには10mm以上の大きさのものもあり、これらは価値が高いとされています。

2. アコヤ真珠

アコヤ真珠は、最も正統派の真珠です。白やクリーム系などの上品な色合いと透明感を兼ね備えているのが特徴で、冠婚葬祭などのフォーマルな場で使用されます。

中くらいの 7-8mm サイズが多く、まん丸の美しい形が多いとされています。また、世界で流通しているものの多くが日本産となっています。

3. 白蝶真珠

白蝶(しろちょう)真珠は、シロチョウガイと呼ばれる大型の貝から採れる真珠です。シロチョウガイは最大30センチ以上になることもある大型の貝で、白蝶真珠も比例してアコヤ真珠よりも大きいことが多く、20mm以上に育つこともあります。

オーストラリアやインドネシア、フィリピン海域で採られることが多く、色合いはホワイト、シルバー系クリーム、ゴールド系などがあります。

4. 黒蝶真珠

黒蝶(くろちょう)真珠は、黒蝶貝から生まれる真珠です。その名前の通りの黒系だけではなく、グリーン系、グレー系などの色もあり、落ち着いた色合いながら深みのある神秘的な雰囲気が魅力です。パーティーシーンからフォーマルな場でも利用されます。

貝は10~20センチ 程度で、真珠のサイズも8~12mm程度が主流と言われています。タヒチなどで採れることが多く、南洋真珠と呼ばれることもあります。

5. マベ真珠

マベ真珠は、マベ貝から生まれる半円の形をした真珠です。貝の内側に張り付くようにできるため、半円の形をしています。

マベ貝はまるで虹色のような輝きを持ち、「世界で最も美しい真珠貝」とも称されており、マベ真珠も淡いピンクやブルーなど虹色のような輝きを持つ、とても稀少性の高い真珠です。

お手元の真珠がどれに当てはまるか、検討がつきましたでしょうか?真珠の買取価格は種類だけでなく、大きさやさまざまな要素の総合得点で決まります。そこで、次は査定でどのような点がポイントになるか解説していきます。

真珠買取時の査定ポイント

ここでは、プロの査定士はどこをみているのか?高く買取される査定ポイントを解説していきます。

1. 大きさ

真珠の粒は大きければ大きいほど高価になります。真珠により大きさの基準は多少異なり、アコヤ真珠では8~9mm以上、白蝶真珠や黒蝶真珠では12mm以上が大きいとされ、稀少性が高まります。

2. 巻き

巻きとは、真珠層の厚みのことです。真珠はもともと、核と呼ばれる中心部に真珠層が何千層も積み重なってできています。この厚みが厚く、均一であるほど表面が滑らかとなり内側から湧き出るような美しい光沢が生まれてきます。厚みがある方が価値があるとされますが、どのように真珠層が形成されているかという巻き方、つまり巻きの質も重要になってきます。

3. テリ

テリとは、真珠の輝きや光沢のことを指します。巻きと深い関係があり、巻きが厚くなればなるほど、表面だけではなく奥深い輝きが生まれ美しいテリとなり、価値が上がります。

4. 傷

傷とは、表面にあるこすり傷やかすり傷のことです。傷が少ない方が価値が高いとされています。ただ、真珠は海で育つため環境要因で傷がつくことも多いので、使用しているうちに増える人工的な傷を防ぐことが大事とされています。

5. エクボ

表面に現れる突起やくぼみのことを指します。こちらも海産物のため様々な要因で発生することがありますが、エクボが少ない方が価値が上がります。

6. 形

一般的に美しい丸型(真円)に近いものほど、価値が高いとされています。ただ、ゆがんだ形のバロック真珠、雪だるまのような形をしたツインなど、個性的な形をしている真珠は稀少性が高いとされることがあります。

7. 色

真珠により価値が高い色は異なります。例えば、アコヤ真珠では透明感のあるホワイト系が高い評価です。また、天然のゴールドが近年少なくなっていることから、黄色味が濃いゴールド系も価値があるとされます。白蝶真珠はイエロ、ゴールド系が華やかで人気があります。黒蝶真珠では「ピーコック/ピーコックグリーン」と呼ばれる、孔雀(くじゃく)の羽のように深い緑に少し赤味が混ざりあった、美しい色が価値が高くなっています。

以上のように、様々な観点から総合的に真珠を評価して最終的な買取価格が決まっていきます。

真珠を高く買取するためのポイント5つ

せっかくの大切な真珠を売るなら、少しでも高く買取してもらいたいですよね。そこで、どうしたら価値が上がるのかポイントを5つご紹介します。

1. ブランド品であるか

真珠も服やバッグなどと同様、どのブランドのものかも重要になってきます。特に真珠で評価されるのは、「MIKIMOTO(ミキモト)」や「TASAKI(田崎真珠)」といった日本を代表する真珠ブランドになります。必ずしもブランド品である必要はありませんが、これらのブランドは質の高い真珠を取り扱っており、信頼が生まれ高い買取価格になる可能性が高まります。

2. 定期的にメンテナンスをする

使用しているとどうしても汗やほこりが付着します。これらは色合いにも影響を与えるので使用後はもちろん、定期的にクロスなどで拭いて清潔に保ちましょう。

また、査定ポイントでもあったように、傷にも気を付ける必要があります。人工的な傷がつかないように大切に扱い、箱の中などにきちんとしまっておくことをおススメします。

3. 鑑別書、鑑定書を用意する

もし鑑別書や鑑定書などの付属品がある場合は、真珠と一緒に保管しておきましょう。本物かどうかの裏付けになり、色合いやブランドなど証明にもなるため査定もスムーズに行うことができます。

4. 糸替えをする

ネックレスなどのアクセサリーで糸を使用している場合、長持ちのためにも定期的に糸の交換をしてみてください。真珠をメンテナンスしていても、長く使用していると中の糸がたるんでしまったりすることがあります。そうするとネックレスの張りもなくなり、見た目の美しさに影響してしまいます。

5. 地金の量と種類

ネックレスやイヤリングなどの留め具を使うアクセサリーであれば、留め具の地金の量や種類が重要になってきます。一般的にシルバーに比べプラチナや金は高価となります。

こういったポイントを事前に確認しておくことで、少しでも高い買取価格になる可能性が高まります。ぜひ一度、お手元の真珠の状態も確認してみてください。

真珠の買取にはまず無料査定に!

ここまで真珠の種類、査定ポイント、高価格買取に向けた対策を解説してきましたが、気になる方はぜひ一度無料査定に出されることをおすすめします。その際には事前に高く買取するポイントを実施すると、査定スピードも速く、高価格がつきやすくなります。

また、いくつかの買取専門店で査定を出して価格を比較するのもおすすめです。今回解説したポイントを押さえて、大切な真珠の高価買取を狙いましょう!


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