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昼間に見える月の嬉しさについて

X(旧Twitter)にて「今の若い子」と検索をかけると、その結果は以下のように要約できるのかと勝手に予想をする。


「ちょうど物価高だからお金がない」「恋愛に重きを置かない」「SNSにより可視化している死が身近にあるため、長生きしたいと思わない」

違っていたらごめんなさい。
私はこのようにお見受けしました。


言うて、私もまだまだ若い(よね?)26歳の女であるが、
会社員時代は店舗運営があったため、アルバイトの子たちと関わる機会が非常に多かった。
多かったというより、ほぼ毎日がアルバイトの子と話す日々だった。
高校1年生〜大学4年生の子達が主に集まっていて、皆それぞれの事情や思いがきっとあったように思う。
本当に、みんな良い子達だったので、限られた時給の中、頑張って働いてくれた。
前記事で触れた私の体調不良も、よくカバーしてくれた。


先日、TikTokにて流れてきたとある投稿。
『バイト先でのトラブル』みたいな投稿。
私は店舗の店長をやっていた経験から、労務知識や対処法を二日酔いの頭から捻り出し、
投稿へコメントした。
少しでもお役に立てればという思いだった。


その投稿主の方は、一連のトラブルの中で、「自分の精神が不安定であること」「自己肯定感が低いこと」をお話しされていた。
まさに、私が誰かに、世界に届けたかったことはそのことで、思わず、励ましのコメントも勝手に送った。迷惑だったら本当にごめんなさいという思いで。

そこから連日、TikTokの通知が止まらない。
迷惑かな、出過ぎたかなと思っていたのに、
私のコメントに喜んでくださるお言葉を、数名の方から頂戴した。
びっくりした。ありがとうございます。

このようなTikTokでのレスポンスを受け、
やはり死なないで欲しいと、私は思ってしまった。


それって、そこに該当する方達の絶望を否定し、
場合によっては「そんなことで死ぬな」と言っているように思われてしまうかもしれない。
なので私は、「死なないで」という言葉はあまり世間には使えなかった。
かえって、悲しい思いをさらにさせてしまうかもしれないと思っていたので。


もっともらしい言葉を並べているが、要は勇気がなかった。
この言葉を発するには、その方々の精神的な支柱の一部でも担う必要がある、そのくらい重い言葉だと考えていたからだ。

しかし、それでもやっぱり死なないで欲しいと強く思った。
世知辛いなと思うけど、みんなに楽しんで欲しい。
多分エゴですよね。
私はとってもわがままな人間なんです。


「辛く感じるのは若いうちだけ」「まだまだ世界を知らないから」
これはよく、私が大人たちから言われていた言葉であるが、
その度に「じゃあどうすれば良いか教えてくれよ…」と感じていた。



物価高だから節約しろと言われても、欲しいものたくさんあるし、欲しいものができるってことが生きているってことじゃないの?そのために頑張れると思ったのに。こんなに働いてんのに、賃金上がらないしなんかそろそろ体調悪くなりそう。お金かかるから病院も行けないじゃん

恋愛しないねって言われたって、流行ってるアプリは怖い思いもするかもしれないし、恋愛の先って大体は結婚って感じ?だとしたら結婚って本当に良いものなの?結婚=幸せなの?

長生きするって良いことなの?ただでさえ色んな絶望が見えてるのに、そこまでして生きたいと思わないよ


と、私が該当する世代であれば、こう感じるだろう、と思ったものです。


ごめん、思いが溢れてごっちゃな文章になって来た気がする…

とにかく、申し訳ないけど、私はどこかの専門家でもないから具体的に何かの資金は出せないし、法的なものとかちんぷんかんぷんなんですけど、

「これからだよ」という言葉は絶望に感じてしまうかもしれないけど、私は、希望の意味であなたに伝えたいと思います。
確かに、自分の行動次第になってしまうところはあります。けれど、その行動が少しでも前向きにできるように、色んな作品があったり、図書館は無料だし、スーパー行けば安くて美味しいものがあったりして、そういうのを沢山見てほしいなと思います。
そして、私はあなたが少しでも孤独感を無くせるような発信を、これからちゃんとしていきたいと思います。できる限りになってしまうと思うけど。
100%の理解は私の頭では難しいかもしれないけど、とても思っています。


自ら消えてしまうような報道を見ると、
「もしかしたらこの人と出会って、友達になれたかもしれない、私はお酒が好きだから、安くて美味しい居酒屋に行って、"これ食べて!"とか私がゴリ押ししてウザがられて、なんだかんだで付き合いがあったかもしれない」
決まって、こう思います。もしかしたらお友達になれる機会があったかもしれない。


でもまあ、そう簡単な話でもないのはわかっていますし、辛かった気持ちは否定したくありません。

ただやっぱり、何回でも言うけど、あなたには死んで欲しくないと思っています。
私、ドラマ観るの大好きなんだけど、その感想を共有できたらどんなに楽しいかと思います。


長々と、まとまらない文ですみません。
そんな感じでいつか、何年かかるかわからないけど、あなたを少しでも励ませるように、私は頑張ります。
それまで、美味しいものとか食べながら待ってほしいです。


今日は「若い人」にフォーカスを当てたけれども、私より先輩に当たる方々にも思いを馳せている時間が同じようにあります。
それはまた後日、綴ります。

ごめんね、こんなことしか言えなくて。
またね

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