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気導補聴器を使ってみて…

4月5日、自分用にフィッティングしてもらった補聴器を取りに行った。
補聴器はリオネットさんの耳かけ式気導補聴器のHB-A6AD、低いグレードだが片耳16万円というもの。
補聴器会社の方に、丁寧に耳につけてもらい、人生初めてのちゃんとした補聴器の音を聞く。
なんとなく自分の声も大きくなり、音量自体は確かに大きくなっている。

10年ほど前、3万円位のオムロンさんの補聴器を一度つけていた事があるが、それよりは雑音もなく、クリアに聞こえる。気がする。
つけた瞬間は「もしかして耳掛け補聴器でもいける…?」と思い、ちょっと期待しつつ、病院をあとにした。

ちなみに、この日の診察の会計、7千円越えててビックリ…!
明細見たら補聴器の調節代としての金額がかなり高かった…病院で補聴器フィッティングしてレンタルする方、お気をつけて(-。-;
割と持ってた金額ギリギリだったので焦った…(´д` ;

補聴器をつけて静かな病院を後にし、帰る時…外の騒音や色んな音、鳥のさえずりがしっかり聞こえる。
ただ、なぜかつけていない時よりも音の方向性がわかりにくく補聴器をつけている右側から自転車に追い抜かれた時でも、左で自転車のこぐ音が聞こえる気がする。
家に帰り、夜ご飯、いつも聞こえにくい旦那の低くて小さい声は、音量は上がっているけど言葉として、言語として頭に入って来ず結局聞き返す事は多い。
人間の声のHzがちょうど伝音の難聴ゾーンなので、特に低い男性の声は本当に聞こえにくい…

仕事でもつけていったけど、やはり音量が上がっているだけで言語として入って来ない事が多かった
つけないよりはマシだけど…という感じ。
なのに、お皿のぶつかる音、紙をめくる音はやたら聞こえる。

そして一番厄介なのが、ずっとつけていると蒸れて耳の中に痒みが発生してしまう事。
右耳は真珠腫性中耳炎のせいで大きな窪みがいくつか出来ており、そこに湿っぽい耳垢がたまりやすく、耳栓やイヤホンをしててもすぐ痒くなってしまうので、起きている間にずっとつけていないといけない補聴器はきつい。
定期的に外して耳かきでかゆみを取る…の繰り返しになってしまい、やはり私には気道型の補聴器は無理だな…と(-。-;
そのうち外耳炎や中耳炎を起こしそうで怖い。
特に梅雨や夏になったら…(ーー;)

ちなみに耳鳴りは、何一つ改善されなくてやはりずーっと鳴っている。
まぁこれに関してはBAHAをつけたとて治るとは限らないし、やはり補聴器で耳鳴りが治る人はいるけど少ないんだろうな…と諦めモード。
最近、整体で背骨や骨盤を正すとピタッと治ったという情報を見つけ、ちょっと気になっている。

とにかく、耳穴を塞ぐタイプの補聴器はちょっと厳しいな…と言う事が分かったので電話して主治医に事情を説明。
「そうですか…では、やはりBAHAにしましょう!」という事でとんとん拍子に話が進み、手術の日程が決まった。

次回は手術の日程、より詳しいBAHAの詳細等を書きたいと思います。

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