不妊治療記録#3 プチパニックと信頼感

4月22日

生理が来ました。
一応、タイミングも取ってみましたが、いつも通り予測通りに来ました。
それに合わせて予め半休を申請していたので、ちゃんと来てくれてよかった。
(心の奥底では、まだ期待していましたが)

生理が来たので、
「いよいよ治療が始まるぞ」
とドキドキしながらレディースクリニックに電話。
受付終了間際の時間だったため、返事は翌日に持ち越しとなりました。

【衝撃の展開 起】

4月23日

レディースクリニックから電話。
カウンセラー「今回はGWもあり治療ができないため、次回生理がきたら、また連絡してください。」
実は、この可能性については前回の検査の時に話していました。
その上で、5月の生理周期の時にスムーズに治療が始められるよう、4月の生理2〜5日の段階で、初診だけしましょう、という話になっていたはず、です。
それを伝えても、
カウンセラー「先生が必要ないと言っているので、それで大丈夫です。」と。
腑に落ちないけど、「わかりました。」と回答しました。
ですが…

【〇〇が足りません!】

カウンセラー「あと、血液検査の結果なんですけど、風疹の抗体がちょっと低かったので、風疹の予防接種をお勧めします。予防接種のあとは2ヶ月間避妊が必要です。」

え!!!!!?????今、それ、言う???
さっき、5月から治療開始って言わなかった???

ちょっと、状況が飲み込めていないのと、ちょうどCOVID-19のワクチン(1回目)を接種した直後だったので、少しパニックに陥りました。
COVID-19のワクチンに関しては、クリニックとしての方針が決まっていないようだったので、折り返しをもらうことにして電話を切りました。

自宅に帰り、夫に報告。
問題点と、疑問点についてまとめてみました。

・COVID-19ワクチン接種中である
・風疹ワクチンを接種すると2ヶ月治療が開始できない
・検査結果が分かり次第なぜ伝えてくれなかったのか
・なぜ、最初に5月から治療開始のような話をしていたのか

3つ目、4つ目の点については、いまだに受け入れられていません。
この件で、担当カウンセラーさんと、クリニックに対する信頼も揺らいでしまいました。
とはいえ、近隣にそんなにたくさん不妊治療専門のクリニックなんてないですから、気安く転院やセカンドオピニオンも考えられません。
セカンドオピニオンについては真剣に考えてみました。もう一つあるクリニックのカウンセラーや先生が信頼できそうなら、そちらにお任せしたい…
しかし、全体的に費用が高そうだったので、今回うまくいかなかったら、もう一度考えてみようという結論に達しました。お金は大事です。

【夫婦で導き出した結論】

COVID-19ワクチンは3週間間隔で2回接種することとなっていますが、勤務の関係などで必ずしもそのように受けられる人ばかりではありません。
COVID-19ワクチンの問診票には「2週間以内に他のワクチンを接種しましたか」という項目があり、厚生労働省のホームページでも他のワクチンと2週間空けるようにと記載がありました。
そのため、COVID-19ワクチンから2週間経ったところで風疹ワクチンを接種し、また2週間空けてからCOVID-19ワクチンを受けられるよう調整しよう、治療は7月から始めようという話になりました。
風疹ワクチンに関しては、妊娠を希望する女性と、妊婦の家族に対し市の助成金があるとのことでした。
レディースクリニックでも接種はできるようでしたが、仕事終わりに受診するには診療受付時間が短いこともあり、近隣のクリニックで予約をすることに。

実は、「風疹の抗体価が少し低かった」と言われただけで、いくつだったのか聞けていなかったのですが、近隣のクリニックにワクチンの予約電話をしたところ、「検査結果をお聞きしてから予約をしていただきたいのですが。」と言われてしまい、結局、受診はしないけれども、検査結果だけもらいにいくことになりました。

半休は無駄にならなかったのでよかったですが、こういうことが続いたら少し嫌です。まだ治療を始めていませんが、かなり不安が募る経験となりました。

【今回学んだこと】

・カウンセラーさんにとっては日常茶飯事すぎて、手厚い情報提供を受けられないことがある。
・風疹ワクチンは2ヶ月避妊が必要なので、ブライダルチェックで測っておくことが大事。
・治療開始前からイレギュラーなことは起こる。きっと、治療を開始したらもっと起こる。
・イレギュラーなことが起きても、問題点を整理して心を落ち着ける。

次は、検査結果について書こうと思います。

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