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育児記録#5 母乳育児は二人三脚

前回の続きです。
完母にしてみたものの、体重が増えないので産婦人科に駆け込んだところまで書きました。

体重増えてない。飲めてない。

産婦人科に行って、体重を測ってもらい、哺乳量も測ってもらいました。
なんと2週間で30gしか増えていませんでした。というか30gって誤差のレベルじゃない…?
そして哺乳量は5分×2で多めに見積もっても25gくらい。たったそれだけしか飲めてないのか。
というわけでまずはミルクを足すことにし、次の週に母乳外来で再度確認してもらうことにしました。

マッサージが必要と言われた

次の週、やっと母乳外来を受診しました。
体重は50g/日のペースで増えていました。まずは一安心。今は体重増えてない時期もあった関係で一気に増える時期だけど、しばらくしたら落ち着いてくるから母乳の回数とミルクの量は変えないように指示されました。
そして問題のおっぱい。ところどころ詰まってると言われ、助産院でマッサージすることを薦められました。

マッサージの効果

乳房マッサージ、1ヶ月の間に計3回行きました。
1回の施術で約1時間、6000円でマッサージをしてくれました。
夫からはおっぱいの整体みたいなもんかと言われましたが(笑)ほんと、そんな感じです。
マッサージでは主に乳腺の奥に溜まった、赤ちゃんが飲めなかった古い母乳を出してくれます。施術中はつねに母乳が吹き出している感じです。

マッサージ後のおっぱいを触って感動。これまでおっぱい硬かったんだな…と思うくらいもちもちふわふわになりました。
受けたマッサージの感覚を参考に、自分でも毎日お風呂でセルフマッサージをするようにしていたのですが、ある日乳腺の出口から固まった母乳のカスが大量に出てきた時は、ちょっと面白くなりました。笑

私の場合はマッサージを受けたことだけでなく、セルフケアができるようになったことが大きかったです。
助産院に通わなくなった今でも母乳が詰まってしこりができたり痛みが出たりすることがあって、そういう時に冷やしたりマッサージで排出したりできるようになり、授乳のストレスがなくなりました。

母乳育児が全てではない

産後3ヶ月経って、今はやや母乳寄りの混合に落ち着いています。
完母にできなかったこと、自分のやり方が間違ってたせいだとか、頑張りが足りなかったとか、もっと早く軌道修正していたら完母にできてたのかなと悩むこともありましたが、そもそも、母乳を飲めるか?という赤ちゃんのコンディションもある。お母さんが頑張ってもどうにもならないこともある。
だからちゃんと成長していたらこれでいいじゃないかと思えるようになりました。
もし、次の機会があるのなら完母に挑戦したいけど、必要があれば迷わずミルクを足していきたいと思います。

乳児栄養の正しい知識を

今回の経験を経て、切に願うことは、母乳/ミルクに対する正しい知識をお母さんたちが得られるようにしてほしいということ。
産後の入院中、退院後の助産師訪問では私には栄養方法はわからなかったです。もっと産前に教えてほしかったな、と思います。

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