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ただのおしゃべりが独立・起業を目指す話【446~449日目】

〈2024.8.5~8.8〉

▶最近の活動
配点が発表されたため、自己採点を行った。

予想に反して点数を積み重ねられない状況に焦りが募る。

結果としては、合格ラインに及ばず、という結果であった。

血の気が引くとはこのことかという感覚に襲われ、頭が真っ白になった。

不幸中の幸いにも、7科目中2科目は合格することができたが、それでもまだまだ壁は高いままである。

1年近く勉強を続けてきたが、合格ラインはこんなにも遠かったのかと思わされた。

涙が止まらなかった。泣きすぎて頭が痛くなった。

妻からは
「泣くほど悔しいのは、それだけ本気で向き合ってきた証拠でしょう。一番近くで見てきたからわかるよ」
と声をかけてもらえた。

しかし、結局のところは結果が全て。

私は何も成果を出せなかった。これまでの期間の努力は実を結ばなかった。

これまでの経験の中で最も悔しい思い出があったが、その思い出を上書きされる程、強烈な悔しさを感じた。

間違いなく人生で1番悔しい経験となった。


頭の中でぐるぐると様々な思いが巡った。

今まで支えてくれた人たちに申し訳が立たないという気持ちが最も大きかった。

勉強時間の確保のために時間を作ってくれた妻、私と遊びたがってるのに半年近く我慢をしてくれた娘2人、図書館がわりに部屋を提供してくれた実家の両親、離れていても常に気にかけてくれて応援してくれる友人、現診断士や同業など背中を押してくれた事業者の先輩方。

本当に多くの人たちのサポートをもらいながら私はここまで来られた。

それなのにこの結果は不甲斐なさすぎると、なんと報告すれば良いのだろうと、やりきれない気持ちになった。

それから、新しい環境で新しい仕事を覚えるなど、普段の仕事を全力でこなしつつ、家庭では娯楽の時間を削りひたすら勉強をするという生活を送り、家庭内でも誰よりも遅く寝て、誰よりも早く起きて、最後の1ヶ月に至っては毎日栄養剤で誤魔化しながら身体に鞭を打って、動き続けてきた。

職場での昼休み中でさえ、気を抜かずに勉強のために時間を費やし、今だけ頑張れば、今を越えれば、という、ここを乗り切れば明るい先が見えると信じて進んできた。

誰になんと言われようと、職場でも家庭でも努力し続けてきた自負があった。

それだけに、努力は必ず報われるわけではないのだなと、もしかすると、自分では努力と思っていてもまだまだ足りないのかもしれない、となれば、一体さらにどこを削ればよいのだ?と厳しい現実を突きつけられ、高すぎる壁に頭が重くなった。

元はといえば、現在の仕事に思うことがあり、独立を目指し始め、確固たる目標として、診断士の資格取得に向けて進み始めていた。

いわば、現在の環境から一刻も早く抜け出したかったのである。

しかし、診断士試験に合格できなかったということで、少なくともあと1年は現在の職を続けることとなる。その事実にもまた苦しい気持ちになった。

それだけ苦しいのであれば、職を離れれば良いのかもしれないが、無職となりほぼ専業主婦となった妻と子供2人を養うには私がしっかりしないといけない。

私が逃げ出したら、家族を路頭に迷わせることとなる。つまりは、現在の私に残された手段は診断士の資格を取り独立するか、資格を取れずにずっと今の仕事を続けるしかないのである。

思い詰めすぎなのかもしれないがこれが現実だ。

正直なところ、この苦しいループから抜け出したいとさえ思った。

ただし、そんな中でもずっと背中を押してくれている人たちがいる。

こんな私にも「将来のビジネスパートナー」だと期待をしてくれる友人もいる。

『人間は負けたら終わりなのではない。諦めたら終わりなのだ。』

これはリチャード・ニクソンの格言である。


私はまだ諦めてはいない。

おしゃべりしか能のない私が天命を全うできるであろうと思える職業が「中小企業診断士」なのだ。

だからこそ、何年かかろうとこの資格を取得することにこだわっていきたい。

絶対に諦めない。

1年後に雪辱を果たすまで、また挑戦し続けるのみ。

to be continued→→→

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