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サンボマスター「ワンマンツアー2024 ラブ&ピース!マスターピース! <ファイナルステージ>」10/25(金) 日本武道館

◆序

サンボマスターのライブは2022年の「LIVE & PEACE」ツアーぶり。
そんなに間は空いていないけれど、Noteにレポ風のものを書き始めてからサンボマスターは初のようなので、少しだけサンボマスターについて読者の方に語りかける。

サンボマスターを初めて知ったのは、2003年頃だろうか。
友人に演奏技術の凄さを教えてもらい、CD「新しき日本語ロックの道と光」を聴いてそれに頷き、また意外にもストレートな歌詞が印象的な良いバンド。
それが第一印象だった。

初めて生で見たのは、恐らくRIJFかCDJかどこかのフェスだと思う。

そんでこれはもうとんでもなく引き込まれた。

勿論良いバンドだと思っていたが、ライブのパフォーマンスが特に、半端ではないインパクト。
ダイブだとかサークルモッシュだとか、そういった過激な方向性としてはロックバンドとしては平均かそれ以下(安全な方)だと思う。
(山口の口癖が「怪我すんなよ」「周りの人がこけちゃったら助けろよ」なので)

最も極端な特長は、山口隆のMCにある。

喋りたがりの漫談のような調子や、メンバー3人で談笑しているような緩いMCも印象的だが、言いたいのはそこではない。

感極まった際にがなり立てるように煽情的な言葉の畳み掛け。
原曲の歌唱部分を無視してでも行う演奏中の観衆への煽り。

こんなもんか!?こんなもんか『武道館』!?『千葉LOOK』はこんなもんじゃなかったぞ!?
※『』部分はハコ名や地名となる。

挑発しているのは、傷つけたいからではない。
盛り上がるためである。
伝説を残すためである。
優勝するためである、ライブに参加している全員が優勝する、「全員優勝」。

何を言っているか分からないかもしれないが、一度で良いのでライブの映像を見て欲しい。
できれば参加してほしい。
それで分かる人もいるだろう。

さあ、語りかけすぎました。

◆開演前

平日金曜の夜。
余裕をもって到着できるつもりが、諸々が積み重なり開演一時間前の到着となった。
武道館前はもう真っ暗。

グッズ販売はそこまで混んでいなかったので、開演30分前に見たが、木内とHOTのコラボTが俺に買えと言っているようなものなので深く考えずに買ってしまう。
ポストカード付きだがこれもTもどうすんの笑

入場時に限定ステッカーを全員配布。
国旗と記念撮影。

座席は、2階西側の相当後ろ。
ほぼ注釈付き席に近く(山口が注釈席見えてる?と気にしたときに近辺の人たちが手を振っていた)、まぁ真横の上。
日本武道館は物凄く高低差のあるつくりのため、見えないということはない。

◆開演後

開演は山口が一人語る映像から始まる。
ツアー全公演完売への感謝。
そしてこのツアー千秋楽での7年ぶりの日本武道館への意気込み。
映像の終了とともにいつものゴダイゴ「モンキーマジック」でメンバー入場。

セットリストは、シングル曲・配信曲中心。
直近の大阪城ホールよりも、更にベストアルバム風に寄せた感じか。
「手紙」「美しき人間の日々」「愛しき日々」も聴きたかったな。

ピックアップしてコメントを。

・可能性…イントロとギターソロがかっちょ良くて好きな曲。
・世界をかえさせておくれよ…ライブ定番のコール&レスポンス。
・ヒューマニティ!…スクリーンに映し出されたデジタル時計が8:00になった瞬間に始まるラヴィット!演出。表には川島明から花が届いていましたね。
・青春狂騒曲…自分の中の「セイシュンキョウソウキョク」はこれ。一番好きで、一番歌って、一番もみくちゃにされた最高の曲。
・できっこないを やらなくちゃ…メロディアスでハイトーンでギターソロがカッコよく色々美味しい名曲。いまどきは運動会曲でもある。
・そのぬくもりに用がある…アンコール。やはりサンボはこれ。何かが変わった、というような転機の曲。たまらない。
・ロックンロール イズ ノット…大MCからのオーラス。ロックンロールは死なない。

そして全員優勝した。
本当にありがとう。
当日会場で発表された来年のツアーも行きたい。

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