インバウンド業を営むモノのぶっちゃけ話

 ようやく10年、いま、とりあえず浅草に越してきて、11年目になるか、、。

巷で浸透したワード、所謂、インバウンドとやらにあやかって、乗っかって、なんとか、いや、コロナ禍でなんとかならないのも無理やりくぐり抜けてとりあえず店続けてこれました。

一瞬でも関わったことのある人たちに感謝と、お詫びしかないです。

一過性で終わる’ という近しい周りの意見がごもっともで、まあ、当時も今でさえも図星なだけに、反対されると強く反応して、いちいちイラッとしたものです。

コロナ禍でも、行き場の無い憤り、より多くワタシと絡んだコトある方々、クソめんどくさかったと思います。敢えて謝りません。感謝します。ありがとうございました。

いまでも正直強く思うのは、例えばギリシャやイタリアの観光業のように、単なるブームや消費のツールにら成り下がらずに、いかに文化にコミット出来るか、、だと思います。それが、文化の端っこだとしても。

カメラに例えると、デパートのカメラ市に出店していたライカのフィルムカメラを主に扱う老舗の店員さんの印象的な言葉が思い出される。

‘ライカのフィルムカメラは文化です’ ‘それ以外はもっぱらデジタルカメラ以降は文明です’ ‘どちらも素晴らしく必要です’
 
誰も何も讃えすぎない、蔑まない、卑下しない。

そこまでの領域に達することは、あと数十年奇跡的に続けたとて、到達することははっきり言って難しいでしょう。

結構難しい課題です。
何かにつけて、周りのすべての人やモノ、コトに羨ましく、嫉妬します。もっと敢えて言うと、俺に嫉妬しろ、羨ましく思われるくらいになるぞ!そんなふうな風に短絡的に、自ら奮起させる如何にもバカな瞬間も何度も、経験してきました。

自分には自分の闘い方がある。
世界中、旅したい、いろんな人と出会いたい。
とりあえず、日本の典型的な悪しき村社会みたいなところからは離れて自由でいたい。
じゃ、いろんな国から来るいろんな人たちとたくさん会えるのはこれだ!だから楽しくやってきたし、これが最高の仕事だと思っています。

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