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【LoR】次回の大規模パッチノートを勝手に予想する回

こんにちは!ケミカル犬です。

みなさま、ルーンテラライフをいかがお過ごしでしょうか?自分はめっきりプレイから離れております。理由は仕事やプライベートなど、様々ありますが、一番はあまり使いたいデッキが見つかっていないことです。。

それでも心は常にルーンテラとともにあります!遊戯王もエルデンリングもやっていません!(※これらの作品を下げる意図はありません)

そんな中、3/31に適用されるパッチ3.4.0では大規模バランスアップデートが行われます。今はとりあえずここまで生き延びるぞ!という強い気持ちで待っています。

事前予想をしてみたい

これまではパッチノートが出た後に、各カードの調整内容についてコメントする雑語りブロクを書いていました。ただ、今回はあまりに暇なので、事前予想をしてみようと思います。

ただ、自分の好きなカードが好きなように調整される想像をするのは、リアリティがなくて面白くありません。そこで、過去のバランスアップデートからある程度の法則を見出して、それを基に予想してみようと思います。


法則の抽出

以下に直近2回の大規模バランスアップデートの内容をまとめます。

パッチノート2.18.0

10月20日リリース(合計28枚)
https://playruneterra.com/ja-jp/news/game-updates/patch-2-18-0-notes/

  1. 環境デッキに属するカードのナーフ/6枚

  2. 使用率が低いチャンピオンの上方修正/8枚

  3. 招来カードの上方修正/4枚

  4. デイブレイクカードの上方修正/2枚

  5. ドラゴンカードの上方修正/3枚

  6. 上方修正チャンピオン関連カードの上方修正/2枚

ここで重要なのは、3-5のチョイスです。なぜこのアーキタイプを強化する形になったのか。それは、地域の使用率が関係するのはではないかと思っています。

10/20リリースに向けたデータの収集や調整方針の決定は、おおよそ1ヶ月前には終わっていると仮定して、9/22のメタレポートを見てみます。

9/22のメタレポート(引用元

図を見ると分かるように、今回重点的に上方修正されたターゴンの使用率は低くなっています。デマーシア、シュリーマ、フレヨルドにも少量のバフがありました。

ただ、最も使用率が低いアイオニアには、上方修正が一枚も来ていません。これは恐らく、次のチャンピオン追加がアーリ&ケネンというアイオニアを中心としたものだったこと、ゼド擁するスライドビートが暴れた直後だったことが理由かも知れません。

パッチノート3.0.0

1月5日リリース(合計27枚)
https://playruneterra.com/ja-jp/news/game-updates/patch-3-0-0-notes/

  1. 環境デッキに属するカードのナーフ/6枚

  2. フレヨルドチャンピオンの上方修正/3枚

  3. 使用率の低いチャンピオンの上方修正/5枚

  4. フレヨルドカードの上方修正/5枚

  5. ピルトーヴァーカードの上方修正/4枚

  6. ビルジウォーターカードの上方修正/2枚

  7. 超越者カードの上方修正/3枚

  8. 復讐の上方修正

この時は特定のアーキタイプというよりも、地域単位での上方修正が多いように感じます。突飛に見える復讐強化も、キンドレッド・マオカイとともにシャドウアイルの強化と見ることができます。

そして同様に、1ヶ月前のメタレポートを見てみます。

12/8のメタレポート(引用元

おいおいフレヨルドとビルジウォーターはそんなに使用率低くないじゃないか!と思いましたか?私も思いました。ちょっと狼狽しましたが、実はこれには裏があります。

12/8のメタレポート(引用元)

この2地域の使用率は、ほぼほぼGPセジュ・バンドルGPのデッキによるものなのです!(フィズはバンドルツリーでの採用)

そんなわけで、このパッチでもある程度使用率の低い地域のカードが強化された、と言えるはずです。中でもフレヨルドのカード枚数が多く、ターゴンは控えめになっています。

この理由ですが、フレヨルドはリサンドラのリリースから9ヶ月もの間、ほとんど強化が無いためと考えられます。ターゴンは前回の大規模パッチで大幅に強化を受けたこと、11月にパンテオンが追加されたことから、様子を見たと考えられます。

まとめ

直近2回のパッチノートから、バランス調整の法則を以下のように推測されます。

  1. 環境デッキに属するカードのナーフ

  2. 使用率が低いチャンピオンの上方修正

  3. 使用率が低い地域/アーキタイプの上方修正

また、今回のカード調整枚数は、Redditでの開発者の投稿から「33枚」であることが判っています。直近2回よりも多めですね!

それでは次からは具体的な推測をしてみましょう。


環境デッキに属するカードのナーフ

環境デッキの定義は、使用率or勝率が高いデッキとします。
これもパッチ適用3/31の1ヶ月前のデータを元に推測してみます。

3/2の勝率(引用
3/2の使用率(引用

勝率・使用率ともに高い数値を出しているのは以下になります。

  1. デマーシアパンテオン

  2. 妖精戦火(トリスティーモナー)

  3. スカウト

  4. 時間軸(トランドルナー)

この中から6枚前後がナーフ対象になると考えられます。
ただ、今の環境はそれほど一強環境ではないことや、新カードをすぐにナーフすることは考えづらいこともあり、具体的なカードの見解についてはプレイヤーによって意見が分かれると思います。

とは言え、具体的なカードを提示しないと面白くないので、あくまで個人的な見解として提示していきます。

ナー
Lv1の攻撃力4→3
Lv2のクイックアタックを削除

少しやりすぎかも知れませんが、現在の使用率は異常です。
攻撃力を下げることでツンツン棒の生成リスクを高め、Lv2のQAを削除することで一方的な有利交換をしづらくするのが良さそうです。

パンテオン
Lvアップ条件を5回→6回に

パンテオンデッキは傷ついた白炎龍がナーフされましたが、依然高い勝率・使用率を誇ります。長引いた試合をパンテオンのLvアップで拾うことが多いため、リーサルターンを少し遅らせるのが良さそうです。

ペトリサイトの大翼
2コスト→3コスト

フォーミダブルデッキのパーツのはずが、スカウトや妖精戦火に採用されるほど出張が多くなっています。フォーミダブルデッキの使用率が低い以上、ナーフ判断は難しいと思いますが、元々あのデッキでの大翼は有利交換がしやすいため、ナーフ実施の可能性は少なくないと思います。

青火のランタン
コスト2減少→1減少

戦火デッキの勝ちパターンは、横並べからの戦火→奮起です。ランタンは横並べのエンジンとして、3/3/3のスタッツとともにあまりに優秀すぎます。同タイプのカードである市長がリソース生成することを考えるとカードパワーが低く感じますが、可能性はあると思います。

自分の中での予想は以上の4枚です。想定枚数より少ないですが、今の環境は既に多くのデッキが存在するため、少数のデッキを凹ませる必要はそれほどないと感じています。

多くのデッキが存在するのに一定のマンネリ感があるのは、既存のデッキがずっと幅を効かせているためとも言えます。そのため、ナーフよりも上方修正によって、新たなデッキが発見されることを望んでいます。


使用率が低いチャンピオンの上方修正

項目としてこれを取り上げましたが、とても予想が難しい項目です。
まずこれまでの上方修正に大きな規則性はありませんでした。また、ロードマップに記されてる「実装から時間の経ったチャンピオンのリワーク」がこの3/31なのか、それとも別のタイミングなのかが分からないためです。

ルーンテラのロードマップ(引用

ロードマップには上記のように記載されていますが、4月に記載されている「大規模バランスアップデート」は3/31の内容を指すはずです。
となると、「チャンピオン調整」もこのタイミングかと思われますが、初の試みのため、予想が難しいです。

恐らくですが、長らく要望のあったカタリナを中心として、「今後のカード追加でも日の目を見ることが無さそうなチャンピオン」のリワークが行われるはずです。

どういう調整内容になるかは不明ですが、チャンピオンの予想だけしてみます。

  • カタリナ

  • ガレン

  • レオナ

  • ブラッドミア

そして上記とは別に、シンプルに使用率の低いカードの微調整も行われると考えられます。

ウディア
4/4→5/5
Lvアップ条件7回→6回

新カードとしてはあまりに勝率・使用率が低いため、まずは標準スタッツにしつつ能力と噛み合ってないLvアップ条件を調整。使いやすくすることで採用率を上げる形になるのではないでしょうか。


使用率が低い地域/アーキタイプの上方修正

まずは地域の使用率を見てみます。

3/2の地域使用率(引用

シャドウアイル、ターゴンは3.0.0から変わらず低いままです。パンテオンがこれだけ高い勝率・使用率を出していても、他のターゴンカードが使われていないことを示します。

アイオニアはアーリケネンのナーフにより、今ではリーシンデッキでしか見なくなりました。

ノクサスはみかける方ですが、使われているカードが除去orバーンに偏っているため、何らか調整が入るかも知れません。

「使用率の低いアーキタイプ」に関しては、データの抽出が難しいため、「使用率の低い地域のカードを探す時に、使われていないアーキタイプを優先する」という形で考慮したいと思います。

それでは予想してみます。

ターゴン

ターゴンには以下のようなアーキタイプが存在します

  1. フェイト

  2. ナイトフォール

  3. デイブレイク

  4. 招来

  5. ランドマーク

  6. ヒール

  7. サポート

このうち、フェイト・ナイトフォールは実績があり、デイブレイク・招来は2.18.0で上方修正がありました。サポートは現状、ターゴンだけでどうにかなる問題ではありません。

そのため、ランドマークとヒールに絞って考えたいと思います。

渦巻く石段
カウントダウン3→1
強さの種のフリーティングを削除

ゼニスブレードが+1|+2で3コストのことを考えると、これぐらいの変化が無いと使う気が起きません。

ラ・ホラックの瞳
最も弱い敵2体→最も強い敵2体

さすがに強すぎる気もしますが、通常マナを5マナ使うならこれぐらいほしいところです。マルファイトのLvアップ条件を考慮すると、安易にマナを下げることができないのがネック。

岩砕く巨像
キーワード:スペルシールド
体力4→5

プレイ効果自体は悪くないのですが、本体が弱すぎます。オーバーパワーが付くのが一番良いのですが、ターゴンはただでさえOPがバラまかれているので自重しました。フィアサムでも良いのですが、ターゴンは地域特性としてフィアサムを持たないので、防御性能を高める形に。
これなら強さの種との相性も良さそうです。

星飼い
+2|+0付与→+2|+1付与

傷無き乙女と比べて強くなりますが、バフトリガーの条件が厳しいため、許される範囲かと思います。後述の星の観測者と合わせて「星の泉に頼らない勝ち筋」を作れないかと思いました。

星の観測者
イルーシブを付与する→イルーシブと+2|+0を付与する

ピーキーなカードですが、条件トリガーが難しいため、トリガーした時には安定してダメージを与えられる必要があります。これによって、星の泉以外の勝ち筋を模索できるようになると思います。

シャドウアイル

シャドウアイルには以下のようなアーキタイプが存在します

  1. キル

  2. ナイトフォール

  3. ディープ

  4. ダークネス

  5. フィアサム(ミストレイス)

  6. スペル撃破

  7. エフェメラル

一定の勝率・使用率があるナイトフォール、ダークネス、ディープは除外します。

鉄血騎士団の突撃兵
召喚時、手札にスペクターズ・オンスロートを生成する

条件を満たすことが難しいことを考えると、ある程度自己完結する能力が必要です。ヘカリムの部下のようなので、このスペルを生成してはどうか。

ツイステッドツリーライン
召喚時、すべての敵に-1|-0をこのラウンド中付与する

どうやら運営はヴァイルモーの「3」という数字に強いこだわりがあるようなので、コストや条件の緩和は泣く泣く諦めました。
代わりに、「死ぬ覚悟でアタックする必要がある」という課題を緩和するため、狂乱の虫と同じ召喚時効果を付けてはどうかなと。

シャドウアイルの監視者
攻撃力2→3
敵のネクサスに2ダメージ→3ダメージ

条件の厳しさにスタッツ・効果が見合っていないため

ミストキーパー
ミストレイスのエフェメラルを削除

条件の厳しさに効果が見合っていないため

ネバーグレイドの回収人
スタッツ2/4→3/5

昨今のスタッツインフレと、ユニットを守る術が少ない地域であることを考慮して。

アイオニア

アイオニアは、特定のアーキタイプというよりも「地域特性」が重視された地域です。そのため他のカードとのシナジーが弱いカードが多く、1枚バフしたくらいではデッキとして強くなりづらいです。

なので、一旦アーキタイプは考慮せずに環境で見ないカードを中心に考えてみます。

ヒラナの大修道院
コスト3→2

みんな大好きヒラナの大修道院。アーリケネンが猛威を奮っている環境だとバフしづらかったのですが、今ならワンチャンあるかも知れません。
間接的なヤスオ強化や、長衣の族長とも相性が良さそうです。

九つの命
境界の番人のスタッツを3/2→3/4

緊急ブロッカーとしてコントロールデッキに採用するのが良さそうです。
境界の番人はリコールするとこのスペルに戻るので、リコールしやすいように体力を上げるのが良いのではないでしょうか。

風の奏者
プレイ:ユニット1体をリコールさせる
→プレイ:ユニット1体をリコール、または攻撃力3以下のユニットを2体リコールさせる

横並べに対してあまりに無力なので、使い勝手を向上

鋼刃のクレッシェンド ヅィネイア
プレイ:刃の舞1
→プレイ:刃の舞1、スペルマナを全回復する

コストが重く、他の動きがしづらいため、スペルマナを補充することで使い勝手を向上。


一旦ここまで

想像より記事が長くなってしまってヒィヒィしています。
上方修正で取り上げたカードを見てもらうと分かるかも知れませんが、やっぱり自分の好きなカードを中心に考えてしまいました。

恐らく、実際の調整内容はほとんどかすりもしないでしょう。
ただ、ある程度のロジックをもって推測すれば「当たらずとも遠からず」というカードが1枚くらいあるんじゃないかなと淡い期待をしています。

環境変化も大事ですが、最近は「ワクワクするような体験」が減って来ているように感じるので、今後のルーンテラにはそれを期待したいですね。

それでは、3/30のパッチノートを楽しみに待ちましょう!