読書記録 202408
「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本 Kindle版 小田桐 あさぎ (著)」
「ちゃん卒」なる言葉も知らなかった私ですが、この本を読んでいるとその言葉を認識したので、方々で飛び交い、世に浸透していることがわかりました。予想を超えた展開もあって軽快で面白かったです。日本の女性は世間、親家族、自分の順番に優先順位を付けていて今や抱え込みすぎて「てんてこ舞い」になっているというのはその通り。「ちゃん卒」実践はそれぞれのフェーズで難しいと思うけど、卒業しちゃっていいよね。
なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書) 新書 – 2024/4/17
三宅 香帆 (著)
効率化の文脈で落合さんの「忘れる読書」が紹介されていることは疑問でしたが、日本の読書史が知りたかったので読みました。作者にとっての本、私にとっての何かができない日々が恒常化するのは嫌です。働き方についてひとりひとりが考えるいいきっかけになると思います。音楽、舞台、文芸、そんな「ノイズ」こそ人生の彩りです。この夏、ピアノを何十年ぶりに練習し始めました。
「公務員がしんどい職場で試してみた70のこと(前編): 「こんな職場ホントにあるの?」「あるんです!」 (どろどろブックス) Kindle版 因幡 白兎 (著)」
「近視の人必見! 黄斑円孔と白内障 眼科手術体験記: 入院前の必読書!診断前の違和感から回復までの生の体験記 近眼×女性×50歳以上は要注意 小川なっち (著)
「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ 」唐木 元 (著)
推敲の部分を最初から意識すると筆が進みませんが、書いてから推敲すればよいわけです。そりゃそうですね。推敲は書いてからするとして、書く前の心構えはモノを書く上で、必読だと感じました。
「すべてのことはメッセージ 小説ユーミン」 山内マリコ (著)
小説仕立てのユーミンの半生ただただ楽しい!!やはり時代と環境が人を育てるのですね。企画ありがとうございます。ユーミンにはラジオと音楽を通して世界のことや、文化などいろいろ教えてもらいました。
この8月はしばらく荒井由実ちゃん時代の曲を聴いて過ごしていました。
「ガラスの仮面22-24 」美内すずえ
手持ちが24巻までだったのですが、これを読んだきっかけで文庫版でも25巻ー27巻まで出ていることを知りました。美内先生、どうか続きをお願いします。
「大豆田とわ子と三人の元夫」
帰国したら見ようと楽しみにしていたドラマ。失った側、亡くした側のストーリーでもあるのだけど、少女漫画的なエンタメ性もたまらない。
「どう生きるか つらかったときの話をしよう 自分らしく生きていくために必要な22のこと」野口 聡一 (著)
アスリートも宇宙飛行士も成し遂げた前後で確かに変わるものがあって、そこからの人生が始まるのですね。日本の内外両方からの知見、引いては宇宙からの視点も加わって、「生きづらい」を直視することは進歩なのだと感じられました。
「悩みどころと逃げどころ(小学館新書) 」ちきりん (著), 梅原大吾 (著)
日本の教育制度について、全く違う学校体験を送ってきた二人が語り合う様が面白いです。梅原さんについてもっと知りたくなる。
「勝ち続ける意志力」世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 (小学館101新書梅原大吾 (著)
というわけで、梅原さんについて知りたくて読みました。
勝つと勝ち続けるは違うのだろうとは予想していましたが、成しえている当人の体験や言葉が響きます。勝ち続けるにはもうウェルビーイングの世界です。
「地面師たち」NETFLIX
話題のドラマシリーズを一気見しました。ニュースダイエットをしていてよく覚えていませんでしたが、地面師という単語が刻まれました。
「地面師」 森功
不動産とか、車、電気工事等々、人生の必須ジャンルながら知識がなく、動くお金も大きい分野は言い値で買い叩かれたり、売られたり、はたまた騙されたり。様々なケースに触れることで虫の知らせが効いてほしいです。