プラハ2日目は全体主義(共産主義)の犠牲者のメモリアルからスタート ~チェコ旅行2023夏(3)
今回のチェコ旅行は、音楽系のところを回るのもテーマのひとつでした。同行者の長男(略してウエムス)は、音楽を学ぶ大学生なのです。
そして、ウエムスはチェコは初めて。そこで、まずは音楽系のところや有名どころから回ることにしました。
今回の宿は、プラハの主だった劇場やコンサートホールは徒歩で制覇できるところにありましたが、あいにく8月はオフシーズン。演奏会はまたのお楽しみにして、博物館系にターゲットを定めました。
2日目は、ブルタバ川の対岸(西側)にある音楽博物館からスタートして、上して、川を渡ったところにあるスメタナ博物館を回るルートにしました。だいたいこんな感じ↓
トラムで川を越え、降りて歩いていると、面白いマネキンが。
音楽系のところから攻めると言いながら、私の見たいところも組み合わせていきます。
こちらは、全体主義(共産主義)の犠牲者のメモリアル。
1948年から1989年の全体主義体制下、捕らえられたり獄中死したり、亡命したりした人たちを悼むメモリアルです。
階段の上の方に行くほど、人の体が消えていきます。
登りきると、足首だけになっています…
私たちがいる間は、私たち以外にこの階段を登る人がいませんでしたが、てっぺんからもぜひ見てほしいです。とても練られた構図?デザイン?だとわかります。
ライトが埋め込まれているようなので、夜はライトアップするのでしょうね。さすがに怖すぎるかも…
惜しむらくは、上がれば上がるほど、ゴミが増えていくこと。夜に肝試し的にやってきて、飲み食いして散らかす輩が多いのでしょうか。むうぅ…
散策路を進むと、ペトシーンの丘に登るケーブルカーの駅がありますが、長蛇の列だったので今回は見送りました。
つづく。