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書評『ベリングキャット デジタルハンター、国家の嘘を暴く』@関西ウーマン信子先生のおすすめの一冊

今月の関西ウーマン信子先生のおすすめの一冊が公開されました。

今月は、ベリングキャット。こちらからどうぞ。

シリアにおける化学兵器の使用、マレーシア航空17便撃墜事件、ロシアの元スパイの毒殺未遂事件、ロシアの反体制活動家の毒殺未遂事件。この10年ほどのあいだに世界を騒然とさせた出来事の謎の解明の立役者です。

べリングキャットは、インターネットを駆使して、見過ごされている問題、発見されていない問題に関する情報を収集・分析し、その結果わかったことを拡散して世界に広く知らしめることを目的に活動する、いわば「インターネット探偵団」です。ハッカーとは違い、誰でもアクセスできるオープンソースを使っています。

戦争犯罪の追及だとか、暗殺犯の特定、航空機撃墜事件の真相究明などと言うと、普通の市民には縁遠く思えますが、実は私たちにもインターネット上の情報を使って問題を究明できることがたくさんあります。

メディアリテラシーを高めて、インターネットをうまく使って、社会問題を解決していきたいですね。


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