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イスラムの猫

タイの南部にクラビと呼ばれる地域があります。

有名なリゾートのプーケットからバスで2時間程の場所に位置しており、プーケットよりもローカルな感じが強く、とてものんびりしている場所です

以前の記事でも紹介させていただきましたが、タイの南部はイスラム教を信仰している方が多く住んでいます。

町には立派なモスクがあり、コーランが流れていてタイの中でも独特の雰囲気を持つ地域です。

そしてこの地域のもう一つの特徴として、猫がとても多いということが挙げられます。

ホテルや町のオープンレストランで食事をしていると、必ずと言っていいほど猫が足元に寄ってきます。

ホテルやお店の方も追い払ったりすることもなく、猫もテーブルの上の食事に手をだしたりすることもありません。

猫と人間が適度な距離感で共存している感じがします。

クラビにはイスラム教を信仰する人が多く住んでいるとの話をしましたが、イスラム教の開祖ムハンマドが猫好きだったことも影響しているのではないかと思います。

日本にも猫がいることで有名な島がいくつかありますが、クラビも猫好きな人にとっては最高の場所ではないかと思います。

想像してみてください。

波の音を聞き、南国の風を肌に感じながらビールを飲んでいると、どこからともなく猫が寄ってきて足元に寝転んでいる。

猫好きにとっては天国以外の何物でもないですよね。


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