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羽生君の感情に触れて涙が止まらなかった日~羽生結弦 notte stellataの感想~

美しかった。

スポーツであり、芸術であるフィギアスケート。
初めて生で見て、滑ると氷が削れる音が聞こえてきて、こんなに音がするのか!とびっくりしました。

羽生君の、「春よ、来い」を見て、あまりにも羽生君の気持ちがダイレクトに伝わってきて号泣しました。

終演後のお話から、会場が12年前遺体安置所だったこと、だから氷に手を付いていたこと、そしてその手を舞い上げるような動作をしていたことを聞いて、それが言葉になる前から感情レベルで伝わってきたこと、考える間もなく涙が溢れたことに羽生君の表現者としてのすごさを感じました。

「春よ、来い」はおそらく清塚さんのピアノ演奏だと思いますが、羽生君の伝えたいことと「春よ、来い」の世界観がぴったりと合っていて相乗効果がすごかったです。

震災の時、私は東京にいて津波の映像を見て、自分だけ東京にいていいのかという気持ちと、誰とも共有できなかった地震のときの恐怖があったのですが、そういう気持ちを自分の中でやっと認めてあげることができました。

羽生君の全ての人に寄り添う優しい言葉があったからです。

ありがとう。

ジャンプもすごかったし、フラフープもすごかったです。
どの人も皆すごくすごく美しかったです。
フィギュアスケート自体の美しさもあるし、優雅な姿も美しいし、3.11にここに集まってくれたという気持ちの美しさも感じました。

内村選手の演技はオリンピックを見てるみたいだったし、羽生君とのコラボは神がかっていました。
生で見られて本当に良かったです。

当たり前に明日が来ると思っていても、いつ、何が起きるか分からないです。
だから毎日を幸せに生きてほしいというメッセージが本当に響いたし、刺さったし、生きていられることに感謝していこうと思いました。

感動的なショーを開いてくれた羽生君、ありがとうございました。
関わったすべての人に感謝です。

今日という日にありがとう。

明日が来る毎日に感謝して毎日を幸せに生きていきます。

お読み頂き、ありがとうございました。

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