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パン屋さんを開く夢を諦められそうにない大学生です

無人島に1つだけ持っていけるなら、パン屋さんです。パンを偏愛しています。

私のパン遍歴

記憶を遡ると、小学生の頃にとびきり好きだったおやつはフルーツサンド。

中学生の頃、お昼はコンビニで買ってくれる?と母に言われれば喜んでパンを3つゲット。塾の前に小腹が空いたら食パン。

高校生になると、朝ごはんは平日は和食、休日はパンと決められていた家庭で、勝手に毎朝食パンを食べる。食パンのお供は卵焼きやさつま揚げ。(家族が白ごはんのおかずに食べていたものをつまんでいた)

大学生になり、ひとり暮らしを始めると、朝は食パン、昼は購買のパン、ひどいときは夜もバイト先のパンを購入して食べる日々。

このままじゃいかんと思い、夜はごはんを食べるようにしたけれど、朝と昼はどうしてもパンに手が延びてしまう。

20歳を過ぎても、将来の夢に「パン屋さん」が居座り続けています。

私のベストオブパン

京都のル・プチメックの、ラムレーズン入りミルクフランス!

しっかり歯応えがありながら、もちっとした食感が癖になる生地には胡桃が入っていて、その香ばしさと堅さが楽しい。これだけでもいくらでもいける。ぎっしり詰まったミルククリームは、たっぷりのレーズンとラム酒の香りがたまらなく幸せ!

この魅惑のパン、いくらでもいける気がするけど、1つ食べ終わった頃にお腹も心も満たされているから不思議。おやつとしても、ワインのお供としてもよさそう。

パン作り

最近、ベーグル作りにはまっています。思うようなもちもちのベーグルが作れずに苦戦中です。まだまだ初心者で、ベーグルの次は何に挑戦しようか考え中。初心者におすすめのパンがあれば教えてください。

パン本

眺めているだけで幸せな気持ちになれるので、パン特集の雑誌をいくつかもっています。一番のお気に入りは、食べようびの「特集 その街のパン」。パン屋さんの紹介に留まらず、おすすめの食べ方、付け合わせのスープのレシピ、レトロパンの紹介からパンの漫画までなんでもありな雑誌です。大好きなカタネベーカリーさんが巻頭特集されているのも好きなポイント。

パン旅

女優の木南晴香さんがNHKで各地のパン屋さんを巡る「パン旅」という番組が放送されていました。木南さんはテレビでもそのパン好きが取り上げられるほどのマニアなので、同じ括りで表現するのは恐れ多いのですが、私も旅に出るときは必ずパン屋さんをめぐります。

中でも忘れられないのが、愛媛県の今治市にある「達川ベーカリー」さんで購入したパン。名前を忘れてしまったのがとっても悔しい。

バターとお砂糖がたっぷり染み込んだ細長い形のパンで、一口噛むと、じゃりっとしたお砂糖とじゅわっと溶けるバターが絶妙なハーモニーのパンです。かなり人気のようで訪問時は売り切れ状態、予約をして1時間後に焼きたてをいただきました。あまりにも美味しすぎて家まで持って帰りたい!と思ったのですが、ふわふわのパンのため潰れてしまう危険性を考えて断念。忘れられない味です。

パン屋を開くなら…

こどもたちが放課後に来てくれるように、クリームパンとあんパンは低い位置にセット。横には小学生の頃大好きだった、気取らないフルーツサンド。お母さんが気軽に手に取れるように、食パンはできるだけ低価格で添加物は不使用に。腹ペコの学生さんも満足するカレーパンやボリュームたっぷりのサンドイッチも外せない。大好物のハードパンもひっそり忍ばせていただく。理想が止まりません!!!

最後に、最近読んでいる小説「真夜中のパン屋さん」から好きなフレーズを。

パンは、平等な食べものなんだもの。道端でも公園でも、どこでだって食べられる。囲むべき食卓がなくても、誰かが隣にいなくても、平気でかじりつける。
まあ、そらそうやけど。こうしてふたりで食べたって、同じくらいうまいやろ?俺がここにおったって、パンはちゃんとうまいままやろ?一緒に食っても、うまいパンはうまいままやろ?

「真夜中のパン屋さん」シリーズで鍵となるシーンのセリフです。とっても美味しそうなパンがたくさん出てくるので、パン好きの方はぜひ!

あなたがよんでくださって心がポカポカしています☕