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結婚式を終えて。

人生で一番幸せな1日だった。
その幸せをしみじみと噛み締めながら今、式に来てくれた人たちにシェアしてもらった写真や動画を眺めながら、また泣きそうになる。

あんまり男の人の結婚式の感想や口コミがなかったので、自分が結婚式を終えて思ったことや感じたことを残しておこうと思う。

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『結婚式、どうする?』

結婚することが決まって、だいたい入籍する日も固まって、多分、こんな感じで奥さんに聞いた気がする。
我ながら無責任なふわっとした聞き方だと思うけど、ゼクシィで見た結婚式の平均予算にめっちゃびっくりしたし、式場を探すサイトを見てもぶっちゃけ違いが全然わからんし、正直最初は「結婚式をやる意味」みたいなのがピンと来てなかった。

奥さんの反応も、絶対何が何でもやりたいという感じじゃなかった。
『一応探してみる?試食とかできるし。』みたいな感じでゼクシィをパラパラめくりつつ、やっぱ高いなーと思ったり、でもドレス姿は見たいしなーと奥さんのドレス姿を想像したりして。

結婚式はしてみたいけど、あまり自分がやりたい結婚式、自分が主役の一人としてひらいている結婚式の様子がピンとこず。

そんな中、どういう理由でそのnoteにたどり着いたかは覚えていないけど、CRAZY WEDDINGのプランナーの方のnoteを読んだ。
『これだ』、と思った。

『創る結婚式』。

CRAZY WEDDINGの二人らしさから創る結婚式もそうだけど、個人的には、IWAIの「ゲストらしさから創る結婚式」というコンセプトがいいなって感じた。

このnoteを読んで、自分は結婚式をすることで奥さんの幸せそうな顔を見たいし、それと同じくらいゲストが楽しんでくれている様子も見たいんだなって気づいた。

奥さんにどうかな?って聞いて、良さそうと言ってくれたのでIWAIにすぐに問い合わせ。
実際にIWAIに足を運び、担当の方から式場の案内やコンセプトを聞き、その場でIWAIで結婚式をあげたいですと申し込んだ。

シンプルな空間、IWAIのそのコンセプト、他にも当時色々考えたことがあったと思うけど、最後は、ここなら素敵な結婚式があげれるんじゃないかという直感で決めた。

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多分だけど、IWAIの式を創るプロセスは他の式場とは全然違うと思う。
他の式場で結婚式をしていないのであくまで想像だけど。

その過程の一つに二人が自分のこれまでを振り返るというものがあった。
それこそ生まれてすぐの頃から、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人、そして今。

近所のカフェで、何歳の時にどんなことがあったのか二人で書いて、それを見せ合って。そういえば昔あんなことがあったな、とか、この時こんなことがあって、とか。自分自身のこれまでの人生を改めて振り返りつつ、奥さんの知らないことも知れて、夫婦になるけどお互いまだ知らないこともあるんだなって当たり前のことに気づかされたり。

そして書いたものを持って担当プロデューサーのYさんと面談へ。割とざっくり書いていたものをもとに、二人のこれまでの人生の輪郭がはっきりするまで丁寧に話を聞いてもらった。
自分にとって奥さんや家族、友人はどんな存在か。自分が大事にしている価値観は何か。
奥さんにとって自分は、家族は、友人はどんな存在か。奥さんが大切にしている価値観は何か。
Yさんに話を聞いてもらって、改めて自分のこれまでの過去があり、その時々に支えてくれた人たちの存在があり、そして今の自分があるのだなと感じた。

そんなプロセスを経て、結婚式では自分の本当に大切と思える人たちに感謝を伝えられる時間にしたい、という目的も加わった。


ちなみに結婚式の口コミとかを見ていると、式の準備で夫婦が喧嘩することもよくあるみたいだけれども、Yさんはお茶目で面白いし、面談で出てくるお菓子は美味しいし、奥さんと毎回面談を楽しみに準備を進めることができた。

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(ドレスは奥さんより真剣に選んでいたと思う笑 いろんなドレスを着ているところを見れてカメラが止まらない。)

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式の1週間前くらいからは何度も奥さんと結婚式楽しみだねって話をして、とりあえず二人ともインフルエンザにならないようにと毎日祈っていた。

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そして2019年12月22日。
私たちの結婚式を迎えた。

式を申し込んだ時はまだまだ先だと思っていたけれど。当日を迎えてみるとあっとういまだったなと感じるのは何なんだろう。

式の朝は意外とやることがいっぱいで。
服を着替えて、ゲストへの手紙を封入して、まずは両親とのファーストミート。25歳にもなって『大きくなったな』と言われるのは変な気持ちがしたけれど。まず一番に両親にこれまでの感謝を伝えることができてよかった。

慌ただしく式まで進んでいき、ゲストも全員揃った。

ついに、やっと、ここまで着たんだな。
奥さんはあまり緊張していないよう。うん、ドレス姿が綺麗だ。


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結婚式は泣かないようにしようと決めていたけれど、やっぱりダメだった。
心に残る、素敵な式だったと思う。

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その後は美味しいご飯を食べ、美味しいお酒を飲みながら、ゲストと楽しむ時間。久々に会う友人も来てくれて、懐かしい思い出話をしたり、近況を聞いたりして。

高砂のない、新郎新婦がゲストと横並びに座るIWAIのスタイルだからこそ、ゲストと一緒に楽しむ空間ができたんちゃうかなと思う。

奥さんと、家族と、友人と、笑いあって、泣き合って。
ああ、自分はこんな結婚式がしたかったんだ。


本当に素敵な時間を一緒に創り上げてくれた人全員に、感謝を込めて。

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