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ローフードとは?ローフードの取り入れ方


 加熱処理せず、50℃以下で調理したローフードのフルコース料理


前回の記事ではローフードについての基本をまとめました。
今回は、ローフードの取り入れ方についてまとめます。

ローフードの取り入れ方

ここからはナチュラルハイジーンの考え方をもとにしたローフードの食事法について解説します。

いつ食べるのか


体内リズムと食事の時間


正午~午後8時”摂取と消化の時間”
この時間帯は食べることと食べたものの分解にふさわしい時間です。
午後8時~午前4時”吸収と利用の時間”
この時間帯は栄養が同化するのにふさわしい時間帯です。
午前4時~正午”排泄の時間”
この時間帯は体内の老廃物と食物かすの排出にふさわしい時間帯です。

何を食べるか

果物と野菜が中心のローフード

スムージーを中心とした野菜と果物

人体も地球も70%は水であり生命力のある食べ物が体を作ります。
食事の70%は水分を含んだ生の果物と野菜をとるようにすると
体の中を洗浄してくれ毒素を排泄に導いてくれます。

残りの30%は凝縮食品(パン、米、肉、魚、乳製品など)
水分は2Lを目安に

果物の正しい食べ方は

生の新鮮な果物
空腹時のみに食べるのがベスト
果物は消化にエネルギーを使いません。
朝食をとるのなら、午前中は果物を中心に

果物だけならどれだけ食べても構いません。
(果物はその存在が消化されている状態だから消化に負担がかからない)

その他ローフードの他に食べるべき食材

発芽食品・豆類や大豆製品(豆腐や納豆やおからや豆乳など)
乾物類
(寒天。干瓢・切干大根・くず・春雨・麩・干し椎茸)
キノコ類・海藻類・ナッツ
(木の実)
種子類
(かぼちゃの種・けし・ゴマ・ひまわりの種)
ハーブ類
穀類
(あわ・オートミール・大麦・キビ・そば・ハト麦・ヒエ・赤米・黒米・玄米・発芽米など)

避けるべき食品

白砂糖 油(植物油も) 牛乳 乳製品 酢 塩 があります。
お肉をタンパク質として摂取すると、消化のプロセスを通過していくのに、
ほかのどんな食べ物より多量のエネルギーを必要とするので
お肉や(卵も)本当は食べることを勧めているわけではありません。

どうしても動物性のものを食べるのなら
1日の食事ではお肉ならお肉だけ、お魚ならお魚だけの1種類の凝縮食品にします。
肉と魚の異なる動物性たんぱくを一緒に食べることは良くありません。人間の体は2つ以上の凝縮食品を
一緒に胃の中で消化するようには作られていないからです。

ローフードを取る上での注意点

好転反応
個人差はありますが、無気力感、挫折感、憂鬱感、下痢、ひん尿、頭痛、胃痛、腹痛、吐き気、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、痰といった風邪に似た症状、ニキビ、吹き出物や湿疹、肌荒れ、肌のかさつきなど

どんなメニューがあるの?

ローフードは和食から洋食、アジア料理などいろんな料理にアレンジできます。
基本はスムージー

グリーン野菜を中心としたスムージーは、クロロフィルなどのファイトケミカルや食物繊維をたっぷりといただくことができます。

基本のグリーン野菜のスムージー

基本のグリーン野菜のスムージー

材料(2人分)
りんご 1個
セロリ 1本
パプリカ 1個
水 100ml

作り方
りんご、セロリ、パプリカを適当な大きさにカットし全ての材料をブレンダーに入れて撹拌する。

季節により、みかんやかき、春菊、水菜などお好みの野菜や果物に変えて楽しんで。

ハイスピードのブレンダーがあるとスピーディーにお手入れ簡単にスムージー作りが楽しめます。

野菜サラダ
生の野菜、特にグリーン野菜が中心のサラダ。加熱したものを食べる前にいただきます。

グリーン野菜中心の生野菜のサラダ

その他様々なローフード
ローフードはサラダとスムージーのイメージがありますが、実はピザやラーメン、お寿司などいろんなお料理を楽しむことができます。
最近ではロースイーツ(ローケーキやローチョコレート)もとても人気です。
健康志向の方に人気の食品乾燥機(フードドライヤー)を使用して作るローフードなど追求すればどんどんメニューが広がります。

ローフードのピザ

フードドライヤーで乾燥させて作ります。

次回の記事ではローフードのレシピをご紹介します。
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