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季節の手仕事 秋

熊本から球磨栗が届きました。
友人のお父様が丹精込めて育てている山まで栗拾いに行ったことがあります。
お父さんは優しくて栗が落ちてないと寂しいからとわざわざ栗を落としてくれて待っていました。
イガを足で踏んで取り出すと実が出てきて面白かったです。
イガが痛くてすごく大変な工程を知っているから、送ってもらうだけでたくさんの手間がかかっているので美味しいのを作りたいと思います。

昨年球磨川の氾濫で山の上のお家は無事でしたが、ずいぶん長いこと井戸が壊れてお水を下まで汲みに行くのが大変だったと聞きました。
今年も栗を送ってくださり本当にありがたいです。

球磨栗は実が大きくて甘くて栗ご飯にしてもよいです。
栗の渋皮煮を作る工程で、渋皮から実まで到達してしまったものが栗ご飯用になりました。

最初に作り始めたのが2014年頃でそれから毎年渋皮煮を作っています。
母が亡くなった年は渋皮煮作りをする気力がなくて、渋皮煮がとても上手な母の親友のところへ持って行き一緒に作りました。
その時に教えてもらった作り方で今もやっています。
一晩じっくりと味を含ませて明日出来上がります。


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