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亜麻のお花見

8月上旬の長野、標高1000メートルの畑に植えられた亜麻のお花が見ごろを迎えました。
朝の早い時間に薄紫色の可憐な花が咲きます。
お花見会では亜麻の畑に入って、花のすぐ近くで観ることができました。

アマは細い茎をすらりと伸ばし、頂部に小さなブルーや白の花を咲かせる。開花の時間がとても短く儚げな印象の花姿であるが、やがてボール状の実をつける。冷涼な気候が亜麻の栽培地として最適だったことや、時代の要請もあり、北海道では繊維用として広く栽培された。栽培のピークである昭和20年頃には、道内どこへいっても亜麻の美しい姿が見られたという。
終戦後化学繊維の台頭で昭和40年代を最後に亜麻は姿を消したが、近年、種子を食用に利用するために、北海道の一部で栽培が復活している。

北海道で栽培が盛んですが、涼しい長野でも育てられています。
お花見をして、繊維になる過程を体験して、亜麻づくしのお料理をいただいて、亜麻の魅力を存分に体験してきました。私たちの日常では亜麻仁油とよばれるオイルでなじみがあるかもしれません。亜麻の花、花言葉は感謝だそうです。


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