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葉隠入門に書いてありました

ずいぶん前に買って読めていなかった三島由紀夫著の葉隠入門が本棚にありました。
葉隠はどんなことを書いてあったのかしらと思ってみるとおもしろい発見がありました。

「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」の有名な一文と裏打ちされた一句が隠されていたのでした。
「人間一生誠にわづかの事なり。好いた事をして暮すべきなり。夢の間の世の中に、すかぬ事ばかりして苦を見て暮らすは愚かなることなり。この事は、悪しく聞いては害になる事故、若き衆などへ終に語らぬ奥の手なり。」とっているところです。

なかなか本質を突いた言葉だと思いました。

「葉隠」名言抄は葉隠入門にわかりやすい解説でした。
・上には上があるものだ
・困難にぶつかったら、おおいによろこぶこと
・一念、一念とかさねて一生
・人生、あわててはいけない

思わず姿勢を正したくなりました。

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