自信を持って間違えるってどういうこと?
昨年藍建てした一番目の甕が途中で寝てしまいました。
自信を持って間違えてくださいと”語りかける中学数学”の著者数学者高橋一雄さんが言われていました。伝えるのは論理的な思考力。頭の中で考えた抽象的なことを、数学では具体的に表せるから。
その本質は、間違った理由が分かれば次からは間違いません、というわけでした。
それをやった理由や根拠がある、自分なりの考えがあってしたことだからですね。
最初の藍建ての時は、右も左もわからなくて言われた通りにやったつもりでした。
「自信を持って間違えたと言えるのか?」と自分に問いかけたときに、全然ありませんでした。
今やるべきことは色が出ないのを出そうとすることではなくて、なぜ間違ったのかを明らかにすること。
先人のお話を見たりしていると、やはり一筋縄ではいかない菌の世界でした。
昨年を振り返りつつ、間違った理由を探していきます。やり直しが効かないが、やり直しも効く話もあって、答えがない!
二番目の甕はすんなり建ったので、一番目の甕に色々と気づかせてもらっていると感じます。
師匠もうまくいかなくて当たり前と言っておられたし、ジタバタするのを手放したら、うっすらと青が出ていました。
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