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オンラインレッスンの学び

新型コロナウィルスの影響を受け、チアスクールは3月頭からクローズしています。

当初は、
「場所さえ使えれば、レッスン継続したい」
「1カ月もすれば、また再開できるだろう」
などと思っていたけれど、認識が甘かったことを痛感しています。
これはもう、レッスン再開がいつになるかわからない。

いつになるかわからない再開を、ただ待つのか。
絶対に嫌です。

せっかく積み上げて来たものが、台無しになる。
体はどんどん硬くなっていく。(ただでさえ、うちの教え子ちゃんたち体硬い子多いのにー!)
「踊りたいのに!」ともどかしい思いをしている子がいっぱいいる。
そこまで熱い思いはなく、なんとなく雰囲気が好きで通って来た子は、心が離れちゃうかもしれない。

レッスンがなくなり、当然お月謝もなし。売り上げが無くなり、収入も無くなった。
幸いキャリアカウンセラーとしての収入は途絶えていないけれど、安定的に入ってきたものが無くなるのは、ものすごいインパクトです。

やれることは、何でもトライしてみよう!

ということで、やってみました。
結果はと言うと、「もっと早くやればよかった!」
想像以上にアリでした。

使用したツールはZoom。
直前にセキュリティの脆弱性についての指摘があり、一部保護者から使用について問い合わせを受けたものの、様々比較検討した結果、やはりZoomに落ち着きました。
アプリは最新版にアップデートしてもらい、下記レポート記事をエビデンスとして判断したことをお伝えしました。
https://apps.adm.s.u-tokyo.ac.jp/WEB_info/p/pub/5756/Zoom.pdf
パスワード、待機室は有効にしました。

先生2人で指導するため、メインで動き・話をしている先生の画面を固定してもらい、あとのメンバーは全員ミュートに。
レッスン開始前後は全員オンにして、少しおしゃべりしましたよ♪

<良かった点>
・みんなの顔が見える
・動画を送って「おうちでやっておいてね!」はなかなか難しい(やる気が起きにくい、保護者の働きかけや協力が不可欠)が、画面を通じて先生やお友達が動いていれば、一緒にやれる
・リフレッシュできる
・全身映っている子に関しては、コメントも可能

<不便だった点>
・「家の中でできること」が前提になるので、ストレッチ、バレエ、バランスといった動きしかできない
・各人の環境に大きく左右される(オンライン環境、動けるスペース、カメラ内に全身を映せるか、など)
・普段より先生と生徒の距離が遠く感じられるため、未就学児は30分が限界

<学び>
・教える側がもっとエネルギッシュにやらないとダメ
→私もパートナーの先生も、普段は割と淡々とレッスンを進めるタイプ。距離が遠く感じる分、表情・話し方の抑揚などを大げさにやらないと伝わらない。特に未就学児クラスは、いつも以上にすぐに集中力が落ちる。

・インタラクティブなやり取りには限界がある
→一人ひとりを見るのは難しい。画面が30個くらいに分割されるし、全身が映ってない、そもそも画像が映ってないなどのケースが散見。もっとうまくなりたい、個別に注意してほしい、というニーズには、動画のやり取りをするしかなさそう。

・音楽はあまり聞こえない
→動いている先生のバックで音楽(けっこう大音量)をかけるも、聞いているメンバーには「音楽が流れているなー」くらいにしか聞こえていない様子。私は声を聞き取りやすくするため、耳掛けタイプのイヤホンマイクを装着していました。そのため、声は聞こえやすいけれど音楽は?となった可能性あり。

・声がけのタイミングは要工夫
→普段のレッスン場では、進行役が指示を出しつつ、フォロー役が「〇〇ちゃん、もっと膝伸ばして」など個々に指導して回っていました。音楽がガンガンかかっていようと、進行役とフォロー役の声が被ってしまっても、リアルな場だと聞き分けられるもの。でも、オンラインでそれをやると、完全に声が重なってしまって、どちらの声も聞こえない事態になってしまいました。片方が話していないタイミングを見計らわないといけないようです。

やってみないとわからないことが、いっぱいありました!
これらを踏まえて、次もまた挑戦してみようと思います♪

こんなご時世だからこそ、日常の中でいかに「チアリーダー」として周囲をエンカレッジできる存在であり続けるか。
チアリーダーとしての真価が問われますね。
笑顔でレッスンに参加してくれる生徒たちから学んでいるばかりじゃなく、私自身も頑張らないと!

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