【2023秋・中国編】蘇州へ
ふたたび上海へ。
週末を利用し、蘇州を訪れました。蘇州は上海の西側に位置する都市で高速鉄道を使うと30分(100km)ほどです。
長江下流に広がる蘇州は水の都として知られ、古くから「東洋のヴェニス」と称される美しい街です。
蘇州では9つの庭園が世界遺産に登録されていますが、そのうち「拙政園」と「滄浪亭」の2つの名園と「盤門景区」という景勝エリアを訪れました。
■盤門景区
広い池を中心に、城門や古塔などを楽しめます。
下記は、盤門景区の中にある古塔「瑞光塔」。世界遺産に登録されています。高さ54mの瑞光塔は上ることができますがかなり狭い階段なので、気を付けないと転がり落ちそうになります。わたしは頭を天井にぶつけました!
■滄浪亭
蘇州四大名園(滄浪亭、獅子林、拙政園、留園)として並び評されている庭園のひとつ。宋の時代(948〜1264年:日本では平安時代)です。
壁に穴を開けた入口(洞門)から見える景色は格別。額縁の中の絵画のようでした。
■拙政園
蘇州四大名園のひとつで、最大規模の5万平方mの広さを誇ります。明代(1369〜1644年)のものです。
広大な拙政園は池がその約6割を占め、自然を巧みに利用し細部にまでこだわった世界が表現されています。
中国庭園で必ず見られるのが、穴の多い独特な石。これは蘇州付近にある太湖周辺の丘陵から切り出される太湖石(たいこせき)という石灰石で、太湖の水による長年の侵食によって多くの穴が開き複雑な形と化したようです。
中国では人気が高く、神や気が宿るとされるそう。確かに多くの人が熱心に石を眺め、写真におさめていました!(わたしは写真を撮り忘れました…)
かわりに、、盆栽の写真を!
■平江路歴史街区
蘇州の昔の佇まいが保存されている歴史文化街区。拙政園の南に位置します。風情ある街並みを写真でふりかえります。
至るところに貸衣装屋がありました。
天女のような衣装でそぞろ歩き!
日本でも古都や城下町などの観光スポットでは着物レンタルして散策する観光客をよくみかけますが、それと一緒ですね。
運河と並行した遊歩道にはおしゃれなカフェやレストラン、お土産物屋などが立ち並んでいました。街全体はキレイで随分と観光地化されているように感じました。
=グルメ=
◆松鶴楼(蘇州)
ランチは蘇州きっての老舗料理店を訪れました。
お昼なので軽めのメニューをセレクトし、蘇州麺などを楽しみました!
街中は、フェアでもやっているのかと思うほどの大賑わいでワイワイガヤガヤ騒がしい感じでした。
蘇州での滞在時間は9時間程度でしたが十二分に楽しめました。上海滞在中の小旅行にオススメです。
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