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第2章くすぶっている結婚運を上向きに

Q 16.結果としてダブル不倫
「ふとしたことから旦那の浮気が発覚しました。職場の部下と付き合っていたようです。浮気なんて無縁な人だと思っていたので裏切られた気持ちは大きく、もう旦那を信じることができません。仕返しのつもりはなかったのですが、なんだかむしゃくしゃしてパート先で出会った若い男の子と一夜限りの関係を持ってしまいました。1回では終わらず、そのままズルズルとその子との関係を続けています。気がつけばダブル不倫となった私たち。子どもはいませんが、離婚する決意も、やり直していく自信もありません。今後私たちはどのような道を歩めばいいのでしょう?」(40代前半/既婚/女性)

不倫の相談は、避けて通れないテーマになりつつあります。ドラマと似たような話も多く、かなりの方が苦しんでいるのではないでしょうか。

さて、彼女の場合、旦那の不倫が引き金になり、自分も同様の立場になってしまいました。私の見立てでは、旦那さんの件があるなしにかかわらず、結果的には同じようになっていたと思います。
彼女は自覚している通り、独り立ちしてやり直す勇気や実力は現時点ではありません。彼女は「私たちは」という風に語っていますが、問題の本質は「私は」だと感じました。

彼女の旦那さんに対する不満が「旦那の浮気」をきっかけに爆発しただけです。ただ、彼女を責める気にはなりませんでした。なぜなら、彼女の手相を観たときに「放縦線」が、たくさん刻まれていました。一人で、悶々とした日々を過ごしていたのでしょう。また、地格が18画で基本的には旦那さん一筋で、頑張ってきたことも読み取れました。

しかし、ここからが本当の問題です。離婚後の生活のイメージが、彼女同様わいてきませんでした。相談者によっては離婚にゴーサインを出す場合もあるのですが、あくまでも女性側に生活の裏付けがある人です。「すぐに結論を出さずに、しっかりと生活の足場を固めていこう」とアドバイスを行いました。こういう場合、急いで結論を出さなければという心理が働き思わぬ方向に進んでいくこともあるからです。

1. 旦那の不倫   旦那さんへの不信感が払しょくできるか
2. 自分の不倫   彼と今後も本当に付き合っていくのか
3. 今後の生き方  離婚した場合、自分の力で生きていく覚悟があるか
この三つを別々に切り離し、解決していくことをお勧めしました。
 
不倫にかかわる相談が多いので、いくつか例をあげてみます。
🌻ケース1🌻
純粋に相手を好きになり、気が付けば男女の仲に。幸い?相手も妻子持ちで、気が付けば2年経過。さて、今後どうなるのか? 次の展開は?

🌻ケース2🌻
若い女性に多いケース。気づけば妻子持ちの男性と付き合っていた。本人は当然結婚願望もあり、結婚を望んではいるがなかなか相手と別れられない。
 
🌻ケース3🌻
「相手が奥さんと別れて、結婚してくれる」と言ってくれ付き合い始めたが、なかなか行動に移してくれず、気が付けば年月が経過してしまい、何も変わらずじまいで、不安が募ってくる。

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 ワンポイントアドバイス  🌼不倫問題、解決への糸口🌼
一言に「不倫」といっても様々なケースがあり、それぞれ解決策は違ってきます。ケース1とケース2、3の場合は状況が違います。ケース1は、いわゆる「ダブル不倫」ですが、ケース2、3の場合は、独身女性対既婚男性の組み合わせ。皆さんその状況がわかっていながら「好きだから」「別れられない」と、頭より気持ちのほうが勝ってしまう点が共通なのでしょう。

相手を知るために、「相手の地格」をチェックしてみてください。
<相手の地格基本数が7、9画>
あなたが恋人として認識されているのは間違いないでしょうが「奥さんと 別れるかどうか?」かなり怪しいと思います。「あなたなら待ってくれる」という考えがあるはず。
 
<相手の地格基本数が2、0画>
好き嫌いで、判断しないほうが賢明かもしれません。もし奥さんと別れて、あなたと「結婚」したとしても同様なケースに巻き込まれるか生活で苦労するはずです。