第2章くすぶっている結婚運を上向きに

「早く結婚しなさいと親が口うるさいです。地元に残っている人たちは20代前半で結婚しているので、母も焦っているようです。もちろん私自身も急がなければと思っていますが、母が知人の息子を紹介してくるなどしつこく迫ってくるので、親子関係にヒビが入りそうで怖いです。黙って見守っていてもらうにはどうしたらいいのでしょうか」（20代後半/未婚/女性）

こういうご相談は少なくありません。地域的な要素も大きく周囲が親戚だらけ、あるいは古くからのご近所付き合いがある場合はその傾向が強いです。ただし、現実問題として仕事を持ちながら自力で相手を見つけるのも大変です。彼女の手相を観たときに、最初に気になったのは「放縦線」というストレスや疲労を表す線がかなり強く出ていたことです。仕事がハードで緊張状態が続いていたのでしょう。

これでは結婚を考える余裕はないですし、親からの進言を素直に受け入れることはできないと思いました。親御さんの気持ちも理解できますが、心の余裕のなさが、親子の対立を深めていたわけです。お母さんが一緒であれば、私が彼女の代わりに説明できていたでしょう。

現状逃避してでも、ゆっくりできる時間を作るよう心がけてもらう事にしました。彼女もその事は判っていたようですがすぐに行動に移すことは困難です。本来の自分を取り戻す為には時間が必要です。落ち着いた状態で結婚という問題に取り組んだ方が効率的なのは彼女自身わかっているはずです。
何が結婚の障害になっているか地格をチェックして事例を研究しましょう。
 
 
🌻ケース１🌻
前のめりになり、目の前の目標に向けてまっしぐら。責任感が強く仕事に没頭してしまうタイプ。どうしても人任せにできずに、問題を自分で抱え込みがち。気が付けば年齢を重ねてしまう。地格の基本数が5、8画の方は要注意です。
 
🌻ケース２🌻
自分のペースを持っていて人からの影響を受けにくく、ライフスタイルをあまり変えない。あるいは自分の時間を大事にすることで、バランスを保っている。地格の基本数が4、7画の方は要注意です。
 
🌻ケース３🌻
自信がなく人に合わせがち。諦めが早く、物事に執着しない。また、目標が見つかりにくい。当然、自己主張が弱くなり、常に引き気味のスタイルになってしまう。地格の基本数が2画の方は注意してみてください。
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　ワンポイントアドバイス　🌷自分に合った婚活スタイルを見つけよう🌷
🌻ケース１🌻の場合
自分の時間やプライベートを充実させることが重要なポイントになります。周囲の声を遮ることも必要。常に良い人を演じ続けては当然疲れますよね。
 
🌻ケース２🌻の場合
生活習慣にメリハリをつけることを心がけてください。できるだけオフの時間は外出することをお勧めします。特に、運動系のサークルやジムワークは有効です。
 
🌻ケース３🌻の場合
長いサイクルの目標を立てるのは難しいかもしれませんが、週単位で何かを一つ成し遂げる、あるいは「今日は〇〇をする」など、一つでよいので、計画を立て実行してください。満足感を味わう癖をつけると良いです。