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Razer Pro Type Ultra JPを購入したよ

2年ほど使用していたキーボードの左shiftが壊れてしまったようで、押しても反応しない。shiftキーはタイピングとゲーム両方で使用するかなり重要なキーなのでそれが壊れてしまってはもう買い替えるしかない。
そこで新たにキーボードを購入することにした。

欲しいキーボードの条件

キーボードを買い替えるにあたって、まずは自分が求める条件を考えてみた。

  • ワイヤレス接続である

  • USB-Cで充電できる

  • 本体色が白を基調としたもの

ワイヤレス接続である

マウスは常に動かすものだからケーブルがあると邪魔なのでかなり前からワイヤレスのものを使用していたが、キーボードはあまり動かさないものだから昔はそこまで必要性を感じていなかった。
しかし、デスク上でガジェットの俯瞰撮影を始めてから撮影スペースの確保のためにキーボードを頻繁に動かすようになった。そしたらケーブルが引っかかったり、ケーブルが短くて思ったところに動かせなかったり、ケーブルがあることの煩わしさを感じるようになった。だから、次に買うものはワイヤレス接続のものにしたいと考えていた。

USB-Cで充電できる

ワイヤレスキーボードを買うとなれば電池式か充電式どちらかになる。普段から電池を使っていないから手間が増える電池式は候補から外した。
そこで充電式にすると問題になるのが充電ケーブル。キーボードだから頻繁に充電することがないにしても、他の機器と同じUSB-Cケーブルで充電できたほうが良い。

だからLogicoolのG913のように今は主流ではないmicroUSBケーブルで充電をしないといけないキーボードは候補に入れるまでもなかった。

本体が白を基調としたもの

これは機能には全く関係なく、最近になって白いガジェットの美しさに気づいて、身の回りのものを白のガジェットに揃えたいと思っているから。
最近だと10月に購入したPixel 7 ProとPixel Buds Proは白のものにしており、今後はマウスなども白にモデルのものに変えていきたいと考えている。

Razer Pro Type Ultra JPを購入

そうした条件を全てクリアしたのが今回購入したRazerのPro Type Ultra JPだ。パッケージはUS配列だが、名前のとおりJIS配列となっている。

Razer製品はオタク臭い派手な印象が強かったので敬遠していた。しかしPro Type Ultraは白とシルバー2色でミニマルなデザインになっていて、デスクに置いていても全くオタク臭く見えない外観に惚れた。

リストレストも付属していて、長時間作業による腕の疲労軽減に役立つ。ただし、このリストレストは磁石が内蔵されておらずキーボード本体にくっつかない。使用しているとずれてしまう可能性があるのでそこは不便だと感じた。
もともとパームレストを使用していなかったのもあって、最初から使わずに箱にしまってある。

キーボード背面には爪で開けられる蓋があり、開けるとUSBレシーバーが入っていた。こういうUSBレシーバーは小さくて無くしやすいので、使わないときにしまえる専用の収納スペースがあるのは嬉しい。

同じく背面にスタンドがあり、このスタンドは二段階で角度調節が可能。スタンドを立てなくても若干傾いているので打ちづらくはないが、一段目のスタンドを立てるだけでかなり打ちやすくなった。
スタンドを立てない状態も含めると三段階で調節可能なので、自分にあった角度を見つけることができるだろう。

本体上側面には切り替えスイッチと充電兼有線接続用のUSBポートがある。
もちろん、USB-Cだから互換性は最強。
切り替えスイッチ部分にはおなじみの緑色が見えて、ここだけはRazerらしさを感じることができる。

Pro Type Ultraはマルチペアリングが可能

Pro Type UltraのUSBレシーバーはHyperSpeedワイヤレステクノロジーというマルチペアリングに対応したもので、対応するRazer製品なら1つのレシーバーで接続を共有することが可能となっている。

生産性向上用ドングル

つまりRazer製のマウスを併せて使うことで専有するUSBポートを1つで済ますことができるというわけだ。
デスクトップPCであればUSBポートの数に困ることはほとんどないが、USBポートが少ないノートPCだと2つのデバイスを1つのUSBポートで接続できるというのはかなりありがたいのではないかと思う。

また、Pro Type UltraはBluetooth接続も可能。最大4台のデバイスと接続でき、レシーバーがなくても使用できる。だからデスクトップPCでは2.4GHz接続で使用し、ノートPCではUSBレシーバーを用いずBluetooth接続で使用するという使い分けも可能だ。

Pro Type Ultraはタイプ音が静か

Razerのメカニカルキーボードの軸にはグリーン、オレンジ、イエローの3種類があり、それぞれの打鍵音はグリーンが「カチカチ」、オレンジが「カタカタ」、そしてイエローが「スコスコ」という感じ。

Pro Type Ultraは3つ中で一番音の小さいイエロー軸が使われていて、静かではあるけどほんの少しだけクリック感があるから、打ちこんでいて気持ちがいい。

また、イエロー軸は力を入れなくてもちょっとキーを押し込むだけで文字が入力される。だから慣れてくれば力を入れずに素早く文字入力ができそうだ。

SYNAPSE3でカスタマイズ可能

Pro Type Ultraはゲーミングキーボードっぽく見えないけど、「SYNAPSE3」を使用することでキーのカスタマイズやマクロ機能といったゲーミングキーボードと同じように設定ができる。
見た目に反してしっかりゲーミングキーボードと同じ機能を搭載しているのはさすがRazerといった感じだ。

Pro Type Ultraのバッテリー持ちはかなりいい

Pro Type Ultraのバッテリー持続時間は2.4GHz接続時(バックライトOFF)で最大207時間。でも207時間と言われてもちょっとピンとこないだろうから、開封して2週間でどのくらいバッテリー残量が減ったのかを調べた。

パワーセーブ機能は15分に設定してある

自分の場合だと1日平均6時間程度使用していて、開封当初50%だったバッテリーは30%になっていた。つまり1週間で15%ほど減る計算で、45日間程度は充電いらずで使うことができる。

バックライトの明るさはゼロ

ただしこれはバックライトをOFFの状態で使用した場合で、バックライトを最大輝度で点灯している場合は13時間しかバッテリーが持たないようなので注意が必要だ。
そもそも明るい部屋であればバックライトがなくともキーの視認は容易なので、点ける必要はあまりないと思う。

2万円で買える最強キーボード

2週間使用した感想としては、Razer Pro Type Ultraは「見た目がゲーミングじゃないだけのゲーミングキーボード」という印象だ。

イエロー軸のうるさくない打鍵音、二段階の角度調整、とても良いバッテリー持ち、ゲーミングキーボードに劣らない機能性を備えながら見た目が普段遣いに向いた落ち着いたキーボードだと考えると21,480円は別に高くない。

他社のワイヤレスゲーミングキーボードでも2万円を超えるものはあるが、充電端子がmicroUSBだったり、バッテリー持ちが短かったりと、少し残念なものばかり。そんな中でRazer Pro Type Ultraは特に欠点が見当たらずベストな選択肢になるのではないだろうか。

追記:Pro Glideも購入したよ

マウスを変えるときに併せて購入すればいいかと思っていたけど、Amazonのポイントが1300ポイントほど貯まっていたので購入してしまった。
数ヶ月以内にはマウスも購入する予定で、今のところDeathAdder V3 Proにしたいが、値段が値段なのでちょっと躊躇っている。


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