盲点から攻めるニトリの競争力
関税事務なんて地味な仕事だけど、これを商品開発の競争力につなげているのがニトリなんだそうだよ。
普通輸入関税の事務なんて、専門業者に任せるものなんだけど、ニトリでは通関士と言う国家資格を持った専門家を自分で育てているそうなんだ。
それだけでも珍しいのに、この通関士が商品開発にアドバイスをしているそうなんだ。
関税の税率と言うのは、使われている素材に連動して変わっていくそうなんだね。
そこでなるべく関税が安くなるように、どの素材を使うかアドバイスをして、関税を最低レベルに節約することで、商品価格を低く抑えるのに貢献しているそうなんだ。
ここまでやっているとは知らなかったよ。
普通、創造性を発揮すると言うと、デザインとか、そんなところだろうと思うけれども、こんな地味な仕事でも、使い方によって会社に利益をもたらすんだね。
ニトリと言う会社は徹底的な自前主義で、あらゆることを自分でやっているそうだね。
商品管理のアプリとか、DX関連のものなんかは、専門の外部業者に普通は任せると思うんだけれども、ゼロから自分たちでやることで、思いもよらない創造性が発揮できて、企業の競争力につながっているんだね。
本当にこの世の中は、あらゆる人たちの創造的な仕事の集合体だと思ったよ。
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