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イギリス極右暴動からの教訓

イギリスで起きた極右勢力による暴動が話題になっているね。偽情報からたくさんの人が集まって、ムスリムを攻撃したりしたのが問題になっているので、インターネット上でのニセ情報の拡散に対して厳罰化すると言う方向が打ち出されているようだけれども、ちょっと的外れじゃないかな。

そもそもこれは宗教問題なんだよ。キリスト教から見てムスリムと言うのは、やはり悪魔の宗教だと言う刷り込みがあるんだね。だから殺人事件が起きると、すぐムスリムの移民と結びつけられたりするんだよ。

もともとキリスト教以外では救われないし、天国には入れないというのが神学上の大原則だからね。だから、仏教徒もみんな地獄に落ちるし、釈尊も地獄で苦しんでいると言うことがダンテの神曲には書かれているんだ。

でも、そんなはずがあるわけないだろう。これは地理的に制約されていて、他の宗教のことがよくわからない時代の考えだよ。そもそも地獄について1番詳しいのが仏教なんだ。地獄を18個に分類して詳しく説明しているわけだから、キリスト教よりは仏教の方がはるかに高度な教えなんだよ。

日本でも川口市でのクルド人の行動について、やたらと警戒する新聞もあるね。だけど注意しなければいけないのは、これはキリスト教型文明の受け売りにしか過ぎないと言うことだよ。仏教的に考えれば、宗教の違いを超えて、みんな仲良くできるはずなんだ。ここのところは注意しないといけないよ。

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