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左系ジャーナリストの晩年 エターナルメモリーEternal Memory

今週公開されたEternal Memoryと言う映画を見たよ。チリの映画なんだね。

認知症になぜなってしまうのか、医学的には様々な原因が考えられるんだろうけれども、人生論的に言うと、やることがなくなってしまったと言うことだろうと思うんだ。

この映画には、チリのピノチェト政権の頃に、一生懸命、批判運動したジャーナリストが出てくるんだ。

だけど、どうも、平和な時代になってしまうと、もうやることもないし、批判する対象がないから、手持ちぶたさで生きている意味を見出せなくなってしまっているようにも見えるよ。

このピノチェト政権というのは、軍事クーデターで政権を取ったし、反対派をだいぶ弾圧したから、よく言う人が全くいないと思うけれども、経済政策としては、フリードマン何かのシカゴ学派の考えを入れて、だいぶ頑張ったんだと思うよ。

今のベネズエラとかを見てもわかるけど、やっぱり南米がダメなのは、左翼が強すぎることだよね。反米=左翼だから、経済が良くなる見通しというのが全然立たないのがやっぱり問題じゃないのかな。

左翼と言うのは、批判するのは鋭いんだけれども、解決策を持っていないんだね。

建設的な提案をしようと思えば、ものすごくたくさんいろんな本を読んだり、勉強することを続けていかないといけないしね。そうすれば、基本的にぼけたりもしないんだと思うよ。

建設的に議論することが、この人たちにはどうしてもできないし、不平不満が存在することが飯の種なんだと言うことだと思うよ。

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