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悩みに対するセカンドオピニオン「ホロスコープ」

【星よみ】を学んでからというもの、人に会っては「ねぇねぇ誕生日いつ?」と個人情報を抜きまくるヤバい野郎となったわたし。

久しぶりに会った友人に「壺売られるかと思った」と言われたり、墓参りをしたいと言ったら父親に「占いとなんか関係あるのか?」と疑われたり。
科学的エビデンス至上主義の現代において、【星よみ】という分野は、解明されていないことが多いばかりに疑い深く、宗教のニオイすら感じさせてしまうものだなぁと痛感する。それでも多くのコンテンツやサービスが存在しているのは、やはりそこに心を満たされるものがあるから。

かくいうわたしも、【星よみ】によって「それでいいんだ」と安堵と自信をもらった。それどころかライターとして仕事をする決心ができたのもこれのおかげだった。

つか【星よみ】【星占い】【占星術】ってなんなの?
というと、こういう「ホロスコープ」という天体の配置図を読み解いていくのである。

例:わたしの出生ホロスコープ

これは、誕生日&時間&生まれた都道府県が分かれば、無料サイト「ASTRO.COM」などで誰でも出すことができる。

「ホロスコープ」が表すのは、その人が生まれた日時に、それぞれの天体が、どのあたりを運行(位置)していたか。
わたしの場合、生まれたその瞬間に、「太陽(☉マーク)」が「蟹座(♋マーク)」の方向にあったから「蟹座」なんだけど、これは厳密にいうと「太陽星座:蟹座」ということになる。
雑誌などメディアでやっている一般的な星座占いというのは、いわゆる「太陽星座」を指すことが多い。

ただ【星よみ】がおもしろいのはこっから!
天体って太陽だけではなくって、月・水星・金星・火星など他の天体はもちろん、12星座や位置にも意味がある。それらをかけ合わせてリーディングすることで、深層心理や得意・不得意、人に与える第一印象、天職や生きがい、不調の出やすい身体の部分が予測できること。

たとえば「月」は個人の感情や欲求、プライベートな部分を表す天体。
わたしの場合は「月星座:水瓶座」で、オリジナリティな存在でありたいとか、リスペクトがないやつは嫌い、家で過ごす時間が大切、とか笑。

会社員時代、組織から求められることと、自身の意志とにギャップがあり悩んだ。もちろんもちろんもちろん、必要とされることはとてもありがたい。ただ当時はそれに感謝している余裕はなかった。得意なことはできて当たり前。不得意なことを克服せねば成長と評価なしと(頭で分かって心で納得ぜず)もがくも、そらすぐにはうまくいかず。どんどん自分をダメ人間だと感じ、この組織くらいしか自分を拾ってくれるところがないんだろうなとすら思っていた。

“もっと現場に携わりたい”
“もっと相手の気持ちに寄り添い、自分の言葉で表現したい”
”もっと好きなことや得意なことをもっと伸ばしたい”

34・35歳頃には会社の経営戦略的な会議にも出席させてもらっていた。そんな重要な役割を任せてもらっている人間が、こんなふうに思うのはおかしいのか……逃げなのか……。

そんなモンモングルグル期を抜ける糸口をくれたのが、自分の「ホロスコープ」。初心者向けの占星術本で勉強し、自分でよんでみると、今までの疑問や仮説のヒントやアンサーが”載っていた”。
「うひょ〜〜〜〜〜〜〜〜!やっぱそうじゃんか〜〜〜〜〜〜!」
と謎テンションになるほど、そこには納得しかなかった。謎解きの答え合わせの時間のような、アハ体験をしたかのような、爽快感と安心感。
どうよむかというのは専門的なので割愛するが、わたしは「言葉やコミュニケーション力を活用する」「共感力や傾聴力を活かす」「育む・伝える・教える」ことに(やっぱり)ご縁があると確信し、そこから、ダメ人間モードは徐々に解除され、未来に向けてアクションを取ることができた。


こんなこと言うと、ただでさえ少ない友人がまた減りそうだけど、人のアドバイスって、その人の経験や価値観・想像の範囲からしか生まれないものだと思っている。だからこそ、誰に相談するかは重要。
余談だが、むっかし、妊娠した知人の相談にいろいろ助言した結果「妊娠したことないあんたには分かんないよ」と言い放たれ、離婚ホヤホヤのわたしはその爆撃で100mほど吹っ飛んだ。どの口が言ってるんじゃってね、ごめんっけ。
話を戻すと、わたしの場合、仕事の悩みは、上司や同僚など同じ組織の人間にしかしていなかった。ザッツ・利害関係の塊。
(もちろん、本気でわたしの悩みに向き合ってくれた方々もいるよ!)
プライベートな悩みにあたっては、もっと難しい。女性という性カテゴリや、地域といった限定的なものが、よりそれを難しくしている気がする。

もっとも、人に悩みを相談して解決するなら、それに越したことはない。いい知人をもったと一生感謝するべき。でも正直、悩みを聞くふりして自分の話にすり替える人とか、クソバイスをしてくる人もいる。いるよね。いるんだよ。
違和感が消えないときは、やっぱり自分で仮説を出すしかない。
そんなときの「これでいいのかな?」に対して、第三者的なアドバイス、セカンドオピニオンとなり得るのが「ホロスコープ」なのだ。
天の声という、これ以上ない第三者。

"わたし自身の、いちばんの理解者はわたし"であること。
フィトテラピースクールで学んだ、"まずは自分から"とも通ずる部分。
他の誰も責任を取ってくれない、自分の人生。だからこそ、まずは自分で考え、自分を知ることが大切。そこから、スタートラインに踏み出すきっかけのひとつとして、ぜひ【星よみ】「ホロスコープ」を活用してみてはいかがだろうか。

きっと、というか絶対、ヒントをつかめるはず。

わたしもつかったこちらの本は、専門知識がなくてもわかるのでおすすめ。
miraimiku先生は人材育成業で働いていた経験があり、「占い」というより「自己分析ツール」として占星術を活用しているのが、とても現実的で分かりやすい。ぜひに。


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