見出し画像

フィトテラピーに出会って身につけた、自分ファーストな生き方

2022年2月から約1年間、オンラインで受講していた、植物療法の学校「ルボアフィトテラピースクール」。
2023年7月に卒業式を迎え、無事「AMPP」認定資格を取得。
晴れてフィトテラピスト(植物療法士)となりました。

「AMPP」とはフィトテラピーの本場である「フランス植物療法普及医学協会」のこと


ディプロマを授与いただき、これからの抱負などをスピーチ。
あっという間の1年なのに、思い返せば人生めっっちゃ変わったなぁ。

もちろん、フィトテラピー(植物療法)の知識をたんまり学んだという変化もそうだけど、会社員を辞めてフリーで働きはじめたり、ひとりでいろいろなところに出かけるようになったり、新しい学びや環境にグイグイ参加できるようになったり。フィトテラピー(植物療法)に出会う前だったらきっと二の足を踏んでいたような、違う生き方を選択できるようになった。
その背景には、[ルボアフィトテラピースクールに出会って][植物療法を学んで]大きく変わったマインドがあるからだと思う。

それは、自分ファースト、になったこと。
「フィトテラピーはまずは自分から」というのがルボアの最初の教え。

多くの人は家族や仕事、友人など、自分以外の“何か”のために時間や労力、体力を費やしている。「そんなの当たり前じゃん」という声も聞こえてくるし、実際わたしも"人のため"と思って今まで仕事に打ち込んできた。

しかし、それに疑問をもったエピソードがある。

超健康優良児のわたしがまだ会社員だった頃、慣れない仕事が続き、あるとき体調を崩してめずらしく仕事を休んだ。重要な会議の前日。会社からしたらまぁ迷惑なタイミングよ。
それでも死ぬ気で出席しなきゃ、と会議当日はなんとか出社し、会議資料もつくれぬまま参加。まぁそら必要な資料ができていないんだから「申し訳ありません」となる。会議中、何度も何度も謝った。

そして会議後、骨の髄から湧き上がるダークサイドの感情が、わたしを支配した。

体調不良のわたしが、謝る……?
この、わたしが……?
サラリーマンなのに?
ただの社員なのに?
休む権利があるはずなのに?
てめぇらのためにこんなに働いてきたのに?
組織って守ってくれないの?

(このエピソードは、読み手の仕事における立場etc.によって、見解が大いに違ってくるという前提はあるが)雇われている身だったわたしは当時こう感じたのだ。

しかし今考えれば、この負の感情になったのは、会社という自分以外の存在にパラサイトしていた、いわゆる他人軸で依存して生きていたからだと振り返る。
"会社のために"と思ってやっていた言動は、裏を返せば「会社に言われたから」「◯◯さんに頼まれ仕方なく」という他人の選択への乗っかり。言い訳のできる状況があった。

・会社はこう言っているけど、自分はどう?
・◯◯さんはこうだけど、わたしは?

なんて、あまり考えたことがなかったけど、この自分軸で考え腑に落ちるというのが、とても大切なんだなって。
実際このときのわたしは、自分の抱えている業務に納得していなかった。
しかし、それに対して対話するということもしていなかった。
完全に人(会社)のせい。

すべて腹落ちする、納得するなんて、好都合な世の中だとも思わないけれど、まず自分軸で、自分の心に聞いてみる。そして違和感があるならそれを解消しようと試みるということを、忘れてしまっている人って、多いんじゃないだろうか。

「からだが資本」というのは、誰かの資本ではなく、自分自身の資本。
「自分の身は自分で守る」しかないのは、まさになんだよな。

だからこそ、まずは自分
自分が幸せだからこそ、周りを癒やして、元気に、幸せにしてあげられる。
というか、不幸そうな人に「幸せにするよ」って言われても説得力ないもん。
(なんてえらそうに言うてますが、これは昔、わたしが尊敬する友人から言われた愛のムチ)

・・・・・

最近、星よみのセッションをしていても、この「わたしって、なんだっけ?」という友人がとっっっても多い。
パートナーのこと、子どものこと、両親のこと、仕事のこと、友人のこと etc.
自分以外のことはよく言葉として出てくるけど、「じゃあんたは?」となると「う〜〜〜ん」状態。

「好きなものはなに?」「楽しいことってなに?」
というシンプルな問いに迷ってしまうのって、よっぽど世のため人のために自分のパワーを削っている、アンパンマンなみなさんなんだと思う。

自分ファーストのスイートな生き方を身につけてしまったわたしからすると、人のために生きるって、とんでもなく大変。大変というか、尊い。

がんばっている友人たち、ほんとにほんとにすごいよ!
でもね、だからこそ、そのパワーの使いどころ、自分が本当に大切にしたいものかどうかは、ぜひ考えてみてはどうだろう。

毎日1時間、いや10分、いやトイレの中、いや眠りの前だけでもいいから、自分の今の心のに耳を傾ける時間を意識してつくってほしい。

・つかれた、なんで?
・かなしい、なんで?
・たのしい、なんで?

なんでなんでマンを繰り返していくうちに、自分の心の傾向がみえてきたり、本音・本心に気づけたりしてくるはず。

「独り身だから自由でいいよね」
「子どもいるとなかなかねぇ」
「家族のために働かないとだから」
なんて言われることも多々。チーン。
(そんなエグらんでくれ)

でもその人生を選択したのって、あんた、なんだよね。腑に落ちていようがそうでなかろうが、その状況をつくっているのは、自分。

わたしはありがたいことに、この事実に気付かせてもらい「だったら文句ばっかより、楽しい方がよくね?」とマインドチェンジすることができました。

すべてが自己責任だからこそ、大変なこともある。
それでも、"自分がそれを選択したんだ"からと、後悔したり他人を責めたりすることが激減した。
(聖人ではないので「ゼロ」ではない)

⚫︎人は人、わたしはワイ
⚫︎人はコントロールできない、お前が変われ
⚫︎後悔後先立たず、やれ
⚫︎Don't think, feel
⚫︎将来性のない無駄な苦しみなら、逃げろ

このあたりの判断軸で、わりとかろやかに生きられてます。もちろん、大切な仲間に恵まれているからこそな部分はあるけどね。みんなありがとう。


・・・・・

フィトテラピー(植物療法)やハーバルアストロロジー(星よみ・占星術)は、そんな自分軸を取り戻したい、今の状況を良くしたいとする人たちを、身体的に・精神的に癒やし、元気にし、サポートするための手段。

わたしと同じように苦しんでいる人、なかなか一歩踏み出せない人にこの経験が活きれば嬉しいです。

資格は取ってからがスタート!
ということで、学びをまずは自分に、そして大切な人たちへと伝播していきたいと思います。

・からだやこころに不調を抱えている人
・植物療法ってのが気になる人 etc.

お気軽にご連絡ください🌿

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?