感染症とフランス
2019年12月から始まった新型の感染症。2022年2月の現在でも収まることなく拡大しています。今回はコロナ禍に留学したから見えた景色を書きたいと思います。
授業が無くなる
感染症にかかってしまった先生や濃厚接触者になってしまった先生が学校をお休みして授業がなくなることがよくあります。今週は美術と体育と地理の先生がお休みしていました。
プールが閉じる
フランスでは一日の感染者数が最近50万人程になってしまい3週間プールが閉じました。水泳の授業を前から楽しみにしていたので残念です。
既に感染した友達がたくさんいる
友達から「かかっちゃった!今週一週間お休みするね。」というメッセージが何回か来ました。原則としてワクチンを打っている場合は7日間、打っていない場合は10日間お休みする決まりになっています。インフルエンザのような感覚で学校に来れない子が出てくるので驚いています。
QRコードの重要性
EUの地域ではカフェやレストラン、図書館、映画館など至る所でワクチン接種証明をする必要があります。国がQRコードを発行していて私は日本のワクチンパスポートを薬局で見せてフランスの証明書を貰いました。新幹線や飛行機など移動手段でも必要になるので打っていないと人権が侵害されてしまいます。留学当初の夏には反対運動がよくあったのですが最近では打つ手段しか残されていないのでしょうがなく打つ。というように諦めた人が多い印象です。
マスク
学校の中ではマスクをしていなければいけません。体育の授業で走る時などは外しますがそれ以外では付けているので初めてクラスメートの顔を見たのは体育の授業でした。他の授業の先生の顔は写真でしか見たことが無いのが切ないです。
最後に
感染者が増えても私の高校はオンライン授業にならず毎日学校に通えています。一留学生としては通えることがとても嬉しいのでありがたみを噛み締めながら残りの留学生活を送りたいと思います。
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