見出し画像

フランスの劇場

今回は高校の授業の一環で演劇を見に行ったのでそれについて書きたいと思います。

10月半ばにフランス語の授業で先生から任意でチケットをもらいます。1クラス30人いる中5人くらいが貰っていました。

フェードル

ジーンラシーヌという作家が書いた『フェードル』という作品を12月の頭に見ました。

17世紀に書かれた悲劇で、現実とギリシャ神話の世界が混ざっていて面白かったです。

ざっくり言うと恋の呪いにかかったフェードルが運命に抗おうとしますが出来なかったという話です。旦那がいるのに息子(違う奥さんの子)に恋をしてしまい告白をするが失敗。結局フェードルは自害してしまいます。

話はシンプルですが劇で2時間もの長さで語られます。

舞台にある壁を使って光と闇を上手く表現していました。

クラスメート!1番後ろの列の隣の席で見ました。一番奥に座っていてもマイク無しの役者の声がハッキリ聞こえました。

日本語訳

劇を見る前の話

フェードルの作品を読むために本屋で台本を買いました。(ホストシスターも1冊持っていて貸してくれました。)原文が色んな出版社によって高校生向けに出版されていてフランスの演劇文化に対する熱が感じられました!

原文だけじゃきつい!日本語訳があればいいな〜と思っていたら渡辺守章訳(岩波文庫)が驚くほど忠実に訳をしてくれていました。

お陰で深く理解することが出来ました。

フランスの劇作品を見る経験ができて嬉しかったです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?