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アートの未来への可能性

自分が学生をしていた頃から、約10年経ちました。

当時、大学・大学院でアートやビジュアルデザイン、視覚文化の研究をしていて、そこで学んでいたことが、世の中でいよいよ必要とされてきているということを体感しています。

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学んだことはたくさんあるのですが、そのうちの一つが、まだロボットにはできない力、アナロジーの力です。

アナロジーとは、日本語では「類推」と表現されますが、簡単に言うと、「異なるモノゴトから共通点を見つけて、つなぐこと」です。

関連づける力は、特にビジュアルなもの(図、映像)によるモノが表現しやすく、インプットもしやすいです。

ビジュアルな表現を用いて活動するアーティストは、異なるモノをつないでいくことに長けた存在です。

今までになかった新しい価値を生み出すことができる彼らは、色んな分野をつなぐ存在として、ビジネスをはじめ様々な分野から改めて注目される存在になってきました。

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WorldShiftという世界的なムーブメントのなかでも、アートやアーティストの力が必要とされています。

WorldShiftとは・・・

2009年9月、世界的な金融・経済危機と環境問題に対応するために、システム哲学者アーヴィン・ラズロ博士やゴルバチョフ元大統領など世界賢人会議「ブダペストクラブ」が、持続可能な社会への転換(WorldShift:ワールドシフト)の緊急提言を行ったことからはじまった、世界的なムーブメントです。

個人レベルの意識と行動の変化を根底として、国境や民族の壁を越えて、また政治やビジネスでのリーダーシップ、市民セクター、メディアなど、あらゆるセクターが、分断された関係を越えて、ともにワールドシフトの提言を行うことで、社会のシフトを促していくことを目標としています。

引用元
https://www.worldshift.jp/


フォーラムも不定期で開催されています。2018年は母校京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)で開催されており、昨年2020年のzoom開催でも、副学長の本間正人さん、同大学教授の竹村真一さん他、母校の教授陣が対談しています。

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昨年はおもしろい活動をされている団体が特別協賛されていました。特別協賛のシマムラジュクは、嶋村吉洋さん(ワクセル主宰)による起業塾です。

「これからの100年をつくる起業塾」として未来を切り開く人たちが集まり共に学び合い応援し合う新しい塾のカタチを掲げ、持続可能な社会をづくりや事業輩出のための活動、講演会を開催しています。

参照元
https://shimamura.peatix.com/


嶋村吉洋さんは、チームビルディングのプロの方で活動されています。キーエンスの滝崎武光さんを尊敬されている影響で、極力メディア露出は控え、黒子として仲間の活動を応援されています。
https://www.waccel.com/shimamurayoshihiro


嶋村吉洋さんが主宰しているワクセルとは・・

ワクセルは各業界において活躍している方同士のコラボレートの場です。
そのつながりは有機的に広がっており、プロジェクトを立ち上げることやお互いのコラボレートを行うことで、日本を更に良くしていくことに貢献します。

引用元
https://www.waccel.com/aboutus

各業界の実績のある方々がコラボレーターとして名を連ねていて、経営者はもちろん、アーティストも多く並んでいます。経営者とアーティストが、これからどうコラボレーションしていくのか活動が楽しみです!


アートをこれからの社会でどう活かしていくか。
私自身の大きなテーマに直結したこの活動を引き続き、注目していきたいと思います!

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