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イノシシ・・・

田舎生活は平和でのんびりしたものだと思っていた頃はほんの一瞬。

既にアブやマイマイガの幼虫退治、ムカデにおびえ始めていたので

あれ??思っていたのとよりだいぶ違うぞ、、、

想像以上にリアルサバイバルを実感し始めていた、まだ一ヶ月も立っていないある日。

愛車ビアンキさんに乗り颯爽と山側の道路を走っていた、探検しているみたいで楽しい上に見たことのない鳥も見かける。

こっちに来てすぐに買ったのが双眼鏡。バードウォッチングを始めたのだ。Nikon 双眼鏡 プロスタッフ 7S 8x30 ダハプリズム式 8倍30口径 PS7S8X30https://www.amazon.co.jp/dp/B00KBKTUGY/ref=pe_492632_159100282_TE_item_image

たくさんのウグイスの声に誘われるようにどんどん進んで行く。

もよおして野ションをしていると(無防備なお尻は虫に注意)

あれ?なんか鉄の檻の罠がらしきものがある。

そこに「野生動物に注意」と書いてある。

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何のことはない。用も足してすっきりし、また駆け出す。

しばらくするとコンクリートで舗装されていない狭い道が出てきた。

普通の道より面白そう。

そしてウグイスの鳴き声がすごく響いて誘われているよう。

自転車を置いて、双眼鏡を覗きながら歩いて行く。

青い綺麗な蝶々のつがいが湧き水を飲んでいる。

こんなもんかなと思い、来た道を戻ろうとすると・・・・・・

目があった。

お母さんイノシシと子供達5匹

子供達は藪から藪へ道を横断中。

お母さんは私から目を離さずじぃぃぃぃとこっちを見ている。

私も微動だにせずそして視線は反らせられない・・・・泣

どうしよう、、動いたら変に刺激して攻撃してきそう・・泣

7メートルくらい先にいる。

子供達が渡り終わり、しばらくしてお母さんイノシシも藪に消えていった。

めっちゃ怖かった、、、、、

10分くらい時間を置いて十分彼らが遠くにいたであろうタイミングで急いで自転車まで戻った。

あの鉄柵はイノシシ用って書いてあったし全く他人事だと思っていた矢先の出来事。写真を撮る余裕さえもなかった。 タイトルの写真のイノシシは後に自動車の中から撮ったもの。

あとあと聞くとイノシシが農作物を荒らすので免許を持ったハンターたちが罠を仕掛けていて、大きいのは一匹3万円で買い取られ、殺されるらしい。食用には冬の脂が乗ったやつのみなんだそう。罠も幾つかあり鉄柵、コードの先に足が入って捕まるくくり罠、猟銃を持ってる時もあるので銃声が聞こえることも・・・・・・怖

さらに秋になるとイノシシは冬眠の為に脂肪を蓄えるべく過食になり山里に頻繁に降りてくるようになる。

能登の人たちが口を揃えて言うのが、イノシシがで始めたのはこの5年で、かつては山にもいなっかた。今はイノシシが出るから山菜積み、キノコ狩りも女一人で山に入れないとこと・・・

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