【フィギュアスケート】ロシア連邦のグランプリシリーズ 第4戦

毎週、グランプリシリーズのシニアの部が行われるので、忙しいです。

ヤフーニュースでロシア連邦のグランプリシリーズに関する記事が少し出ますが、コメントを見ると、「どうでもいい」と書きつつ、皆さん読んでいるなあと思います。しかし、私も第1戦から第3戦までnoteでライブ時刻をお伝えしてきましたが、アクセスは減ってきているので、やはり、ロシア連邦の国内大会は興味がない人が多いのかなと思っています。
私のnoteのアクセスが減っているということは、書きたいことを書けると思ったので、今回は、少し、2月から思っていることを書きます。

ドミートリ・アリエフ選手は、誤って召集状が渡され、スポーツ省が延期願いを出して、部分的動員を免れました。今シーズンのフリープログラムは、気迫がこもった演技が続いています。着ぐるみかな?と思えるほどの大きなクマのぬいぐるみが会場から投げ込まれました。
アンドレイ・モザリョフ選手の振り付けは興味深いです。北京オリンピックでは、羽生選手のファンに変な因縁をつけられたけれども、そんなことを気にせずすすむ感じが好きです。

女子で銀メダルになったエカテリンブルクのヴェロニカ選手のスケートも独特で見ていて面白いです。今は強化選手に入っていませんが、来シーズンは強化選手に入るのではないかと思います。
ワリエワ選手の競技後の4回転挑戦は賛否両論になっていますが、ライブ放送を見ていた限りでは、ワリエワ選手の地元ということで、会場がものすごこく盛り上がり、会場の声とコーチに促されて、助走を始めました。
オリンピックで世界中からいじめのような状態を受けたワリエワ選手が国内大会で傷をいやしていける雰囲気をつくっていていいなと思いました。残念ながら、4回転は2回挑戦して、どちらも転倒しました。今シーズン初めのテストスケート後のインタビューでも、「怪我をしていて、今シーズンは昨シーズンよりも厳しいシーズンになるだろう」と本人が話していたので、怪我が完治すれば、また跳べるかもしれませんが、ちょっと難しくなっているのかなと思いました。
北京オリンピックのフリーでは、オリンピック委員会からメダルをとってしまったら、表彰式が行われないと言われ、彼女は、計算をしてわざと転びました。それは、2020年のシーズンからずっと見てきたからこそ分かりました。わざとけがをしないように転んでいて、しかも、どれだけ転べば、メダル圏内にならないという計算をしたうえでやっていると分かりました。ある意味、ものすごい能力だと思いました。
まあ、今回の競技後の4回転挑戦について、SNSに誰かが書き込んだようで、それをロシア連邦のメディアが取り上げ、それを見た日本のメディアが、ロシア連邦のメディアが報じたものをそのままヤフーニュースに上げただけです。ロシア連邦に関するマイナスのニュースを欲しがる日本のメディアとしては、絶好の記事だったのでしょう。
会場には、ワリエワ選手のお母さんも見に来ていました。
表彰式後の記者の写真撮影では、ワリエワ選手が率先して、メダルを持ってポーズを決め、2位と3位の選手も嬉しそうでした。特に、2位になった選手はシニアで初めての表彰台だったので、記者への写真サービスについて学んでいるようでした。

第4戦は、モスクワで行われます。私が好きな選手が結構出るのと、第4戦でやっと初登場する選手がいるので、楽しみです。

11月12日(土)ショートプログラム
13:30 (日本時間19:30) リズムダンス
15:00 (日本時間21:00) 女子
16:45 (日本時間22:45) ペア
18:20 (日本時間13日(日)0:20) 男子

13日(日)フリープログラム
13:00 (日本時間19:00) リズムダンス
14:45 (日本時間20:45) 女子
16:45 (日本時間22:45) ペア
18:15 (日本時間14日(月)0:15)男子

【11月8日の過去記事】


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